J3他クラブの選手契約状況~他人の芝生は・・・~
あけましておめでとうございます。本年がグルージャ盛岡とグルージャ盛岡に関わる全ての人にとって飛躍の年となりますよう、祈念致します。
さて、現時点での2016シーズンのグルージャ盛岡の選手契約は、クラブが休みに入ったようなので、先日の本記事通り確定選手14名(契約更新6名+新加入8名)、契約更新未確定選手が8名のままです(公式情報ではありませんが、吉川虎王達選手は大学進学のようなので除いています)。
去年に比べるとまずまずの進行状況と言えるのですが、主力選手の契約更新発表が出ておらず、いまひとつ落ち着かない感じでしょうか。こうなると他人の芝生が気になるものです。J3のライバルたちの状況はどうなっているのでしょうか。以下に纏めました(多少間違いがあったらごめんなさい。2ndチーム参戦のガンバ大阪、FC東京、セレッソ大阪は除きます)。
契約更新 新加入 契約更新未確定 契約満了(移籍・引退・非更新)
大分 17 3 3 10
栃木 12 6 2 14
長野 15 6 4 9
相模原 9 5 9 8
富山 10 4 11 8
鳥取 12 2 6 10
福島 4 2 17 3
秋田 8 7 1 17
琉球 2 7 6 17
藤枝 9 0 2 16
盛岡 6 8 8 17
Y.S.C.C 0 2 20 13
鹿児島 19? 7? ? 7?
これを見ると、やはりJ2昇格を現実的に捉えているクラブは、契約状況が早い傾向にあることがよく解ります。体制が早めに決まれば、現場は自主トレ含めて早い準備が出来ますので、とにかく早いに越したことは無いでしょう。グルージャの契約状況の進捗は、この13チーム中では中位です。
グルージャとFC琉球で契約満了選手が大量に出たことがちょっとしたニュースになりましたが、実は秋田もかなり多かったんですね(現時点で計17名)。非常に意外でした。秋田は2015シーズン後半は良い試合内容かつ巨強だったので、ある程度選手は残すのかと思っていました。あと藤枝も契約満了選手は計16名です。プロは本当に厳しい世界です。
それから全く余計なお世話なのですが、Y.S.C.Cと福島の出遅れが目立ちますね(Y.S.C.C.:更新+加入が2名、更新未確定20名、福島:更新+加入が6名、更新未確定17名)。クラブが公式発表を貯めているだけなら良いのですが、本当に「未定」であれば危機的状況と言え、1月中旬から新体制で始動出来るのか心配です。
今のところのJ3移籍選手の目玉は、岐阜から相模原に移籍した元日本代表の川口能活選手でしょうか。川口選手の知名度は抜群ですので、2016シーズンは各クラブの集客への好影響が期待できますね。
グルージャフロントの方々は今が腕の見せ所です(実際は既にほぼ決まっているのかもしれませんが)。もう一頑張りして頂き、充実した新体制で良いスタートが切れるよう、よろしくお願いします。
また、しつこいですがグルージャの契約更新未確定の選手は早くサインして下さい。