グルージャ戦記

Jリーグのフットボールクラブである、いわてグルージャ盛岡について妄想を垂れ流すブログ(非公式)

マッチレビュー J3リーグ第4節 SC相模原 vs グルージャ盛岡

 勝ちたかった…。決して強がりでなく、勝てた試合、勝つべき試合でした。悔しくて仕方ありません。

 正直、ここまでグルージャが主導権を握れる試合になるとは思っていませんでした。これだけ相手陣内でプレー出来て、22本ものシュートを打っても決めきれないのが、今のグルージャの実力。真摯に現実を受け止め、次節の勝利に向けて、また良い準備をするのみでしょう。

 今季グルージャ初の勝ち点1を得た、J3第4節、SC相模原VSグルージャ盛岡の試合を振り返っていきます。

 

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 相模原のスタメンは、前節から左SHを深井選手から飯田選手に変更。グルージャは前節と全く同じスタメン。土井良太選手は怪我の回復が遅れているのでしょうか。

  開始早々、飯田選手が左サイドをえぐって菊岡選手に返し、クロスに井上選手が飛び込むも頭には合わず。しかしそれ以降は、グルージャのペースになります。

 6分に谷口選手が相手ペナ近くで倒されFK得るも、谷村選手のFKは壁にあたりゴールに届きません。

 29分、相模原の攻撃。飯田選手のドリブルで中央を割かれシュートまでもっていかれますが、土井康平選手がセーブ。

  後半、途中交代で入った林選手がドリブルで翻弄させてボールを散らせるようになると、更にグルージャの押せ押せムードになりますが、とにかく最後のシュートが入らない。細かく繋いで牛之濱選手のシュート→相手ブロックのこぼれを梅内選手がシュート、のシーンが2回ほど続きますが、入りません。

 アディショナルタイムに、右サイドを普光院選手・菊岡選手のワンツーでえぐられ、クロスに岩渕選手が飛び込みシュートされますが、またもや土井康平選手のセーブ。と同時にスコアレスで試合終了。うーん、勝てた試合だ。

 相手のレベルもあるのかもしれませんが、守備はかなり向上した気がします。服部選手のポストプレーは脅威でしたが、マークを外すことなく我慢強く競って決定的な仕事をさせませんでした。特に久保選手、畑本選手は本当によくやってくれました。

 また土井康平選手の神セーブには、今節も助けられました。キャプテン、ありがとう。この内容で負けていたら、非常に嫌なムードになっていたことでしょう。

 昨日の試合は、間違いなく今季のグルージャ公式戦4試合の中では、ベストバウトでした。決定機の数だけでなく、ポゼッションでも勝っていたはずです。4試合目で、よくぞここまで繋げるようになったものです。あとはシュートを相手ゴールに入れるだけなんです。相当な数のFK、CKをもらっていたので、セットプレーででもゴールをもぎ取りたかったのですが、その辺りは今後の課題でしょう。

 試合後の神川監督の地に足が着いたコメントには、感心するとともに笑ってしまいました。

「練習でも(シュートは)入っていない。練習でも入らないものが本番で入る訳が無い。彼ら(選手)は身に染みて分かっているはず。我々は地道に日々少しずつ前に進んでいく。」

 本当に一歩ずつということなのでしょう。ぶれることなくこのスタイルを続けていれば、間違いなくグルージャはもっと強くなります。そう確信出来た試合でした。

 試合後のストレッチ時に、髙﨑コーチが誕生日のお祝いに選手から水をぶっ掛けられていました。チーム内の雰囲気はとても良いようです。

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 私は第5節FC琉球戦(4月17日)、第6節ブラウブリッツ秋田戦(4月24日)の現地観戦はお休みします。次回の試合観戦は5月1日の藤枝MYFC戦の予定です。

 よってグルージャ今季初勝利は、ホーム戦を観戦する皆様に託します。次節ホームで、首位を走るFC琉球に勝利を上げられれば最高ですね。私は関東から念を送りますので、ぜひ地元サポーターの方々はいわスタでグルージャの勝利を導いてあげて下さい。