グルージャ戦記

Jリーグのフットボールクラブである、いわてグルージャ盛岡について妄想を垂れ流すブログ(非公式)

マッチプレビュー J3リーグ第7節 藤枝MYFC vs グルージャ盛岡

 高瀬選手の退団ニュースで気持ちが沈んでおりますが、高瀬選手がチームを去っても、グルージャの戦いは続いて行きます。残っている選手、スタッフ、サポーターでイチガンとなって勝利を目指すのみ。気を取り直して次節のプレビュー、いきましょう。

  第6節が終了し藤枝MYFCは2勝1分3敗の勝ち点7で8位。グルージャは2分4敗の勝ち点2で最下位(16位)ですから、かつての下位争いライバルとは差を付けられたものです。ホームで2勝しているのがまた羨ましい。早くいわスタでも「鶴の恩返し」とやら(=勝利のダンス)を見たいですね。

 

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 今回藤枝との対戦にあたって、私は改めて藤枝のスタッツに目を通していたのですが、今更ですけど昨季のJ3のボール支配率ってレノファ山口を差し置いて藤枝が1位だったんですね。今季のデータを見て「今季の藤枝はポゼッション志向が強いのだな、昨季はどうだったっけ」と思ったら、そういうことでした。少しびっくりしました。

 主力選手は半分入れ替わっていますが、今季の藤枝の好調ぶりは大石監督の戦術が浸透してきた結果なのでしょう。

 大石監督も当然グルージャの試合は見ているでしょうから、前節の秋田同様、高い位置からガンガンプレスを掛けてくるに違いありません。いかにそのプレスを掻い潜ってパスを廻せるかが勝負でしょう。ある程度廻せていれば得点出来なくても、後半は相手が追い回すのに疲れてきますから、そこからはグルージャのゲームになります。そこまで無失点で耐えられるかどうか。グルージャは前節の経験を生かしてほしいです。

 藤枝のスタメンは毎試合少しいじってきてますが、分からないので前節のままとしました。藤枝は、素晴らしいドリブルとパス能力を持つ枝本選手にボールが入ると攻撃のスイッチが入るので、枝本選手に良い形で持たせないことです。

 これまでの試合のダイジェストを見ると、藤枝の攻撃はサイドから抉るのが主体となっているようです。また、峯選手の空中戦にも要注意です。

 グルージャのスタメンもほぼ前節と同じにしましたが、前節、鈴木選手が負傷退場しているので、右SBには守田選手が入る可能性があります。右SBは枝本選手とマッチアップするポジションですから非常に重要です。あとはCHが林選手でなく益子選手になるかどうか。いずれにしろグルージャは今節も愚直にワンタッチ、ツータッチのショートパスに拘り、ゴールを狙い続けるでしょう。そろそろ土井良太選手、谷村選手のゴールが見たいんですけれどねえ。

 高瀬選手はグルージャの歴史の1ページに名前を刻み、チームを去りました。これからのグルージャの歴史を作るのは残った我々です。明日は2016シーズンの素晴らしい初勝利を、グルージャの歴史に刻みつけようではありませんか。