グルージャ戦記

Jリーグのフットボールクラブである、いわてグルージャ盛岡について妄想を垂れ流すブログ(非公式)

マッチプレビュー J3リーグ第2節 FC琉球 vs グルージャ盛岡

 今節は土曜日開催でしたね。速やかにプレビューを…。

 グルージャは先週の開幕戦セレッソU-23戦では、相変わらずの「劇場」をサポーターに見せてくれました。目を覆いたくなる残念な失点シーンの後、強烈なゴラッソ2発で2-2の引き分け。

 今季もグルージャが数限りない一喜一憂をサポーターに与えてくれるであろうことを確信出来た、味わい深い開幕戦でした(ものは言いようです)。

 今節の対戦はアウェイFC琉球戦。

 

FC琉球との対戦成績

f:id:zenbuddhist:20170322065735j:plain

 昨シーズンは、FC琉球には完璧な「ダブル」を食らってしまいました。FC琉球からの目線で言えば、昨季のグルージャは殴り合いの末にノックダウンしてくれる、実に「都合の良い対戦相手」でした。相性もあったでしょうが、完全な実力差を見せつけられました。

 やっているサッカーのタイプとして、昨季のFC琉球はパス数、シュート数が多く非常に攻撃志向の強い、J3ではグルージャに最も近い存在だったと思います。序盤は一時首位を走る快進撃を見せましたが、最終的な順位は8位。しかし、FC琉球グルージャと同程度の予算のクラブの筈ですから、尊敬に値する成績だったと思います。

 

FC琉球の前節試合結果

 話は逸れますが、今季はDAZN様のおかげで対戦相手の前節の試合をしっかりチェック出来ます。本当にありがたいことです。

 FC琉球の開幕戦は、栃木SCとのアウェイ戦でした。結果は栃木に押される展開ながらも、何とか耐えて0-0の引き分け。

 栃木はフォーメーションは変われど昨季と同様の堅守ぶりを発揮(牛之濱選手も元気に躍動)。琉球の攻撃の核である富樫選手に殆ど仕事をさせず、試合は一貫して栃木ペースでした。

 しかし感心したのは琉球の守備。CB瀧澤選手の怪我により最終ラインの綻びが懸念されましたが、大卒新加入の西岡選手が見事に代役を果たし、GKパク選手、CB増谷選手を中心に粘り強く栃木の攻撃を跳ね返し続けました。

 

フォーメーション予想

f:id:zenbuddhist:20170318050405j:plain

 

 琉球は前節と全く同じスタメン予想としました。

 琉球は昨季13得点をあげた田中選手、7得点をあげたパブロ選手が移籍してしまいましたが、それ以外の主力選手は殆どが昨季から継続。監督もキム監督が継続しておりサッカーの傾向は変わらないものと思われ、グルージャ戦は今回も殴り合いになる可能性が高そう。キーマンはもちろん攻撃の中心、富樫選手。

 

 グルージャは右SHを誰にするかがポイント。前節前半の最終ラインの不安定さの原因の一つには、昨季は牛之濱選手がいた右SHが林選手に替わってしまったことがあると思います。牛之濱選手に比べて明らかに運動量が少ない林選手が、更に真ん中に入って行く傾向にあるため、右サイドの鈴木選手の守備範囲が広大となり、鈴木選手はペースを掴めず相手のサイド攻撃への後追いの守備に追われていました。

 菊池監督が右SHは林選手にこだわるのか、益子選手または今関選手に替えてくるのか、あるいはフォーメーションごと変えてしまうのか…。ここでは4-4-2のまま右SH益子選手、CH林選手で予想しました。

 

 昨季は琉球にはグルージャのハイラインの裏を執拗に狙われ、何度もカウンターを食らった記憶があります。未だに甘いクロスへの対応を含め、現在のグルージャの守備の完成度合を計るには絶好の相手。前節の反省を活かして、守備陣にはぜひ奮起して頂きたいです。

 

 私は今節はDAZNで自宅観戦。遠征される方はよろしくお願いします。

 今季はFC琉球に勝とう。