グルージャ戦記

Jリーグのフットボールクラブである、いわてグルージャ盛岡について妄想を垂れ流すブログ(非公式)

マッチプレビュー J3リーグ第3節 グルージャ盛岡 vs カターレ富山

 本日はグルージャ盛岡のJ3ホーム開幕戦が開催されます。

 前節でFC琉球に勝利し、ホーム開幕戦に期待が集まる流れだったのですが、高校野球に話題を持って行かれている気がします(盛岡大付属はおめでとう、不来方はお疲れ様)。今日のいわスタに人は集まるのでしょうか。試合内容よりそっちの方を危惧しています。

 選手、スタッフによる繁華街でのビラ配りなど昨季はあまり見られなかった取組みも行っているようなので、グルージャに対する認知度は上がっていると思いたいのですが…。

 気を取り直してさらっとプレビュー。ホーム開幕戦の対戦相手は、2連勝で波に乗り『今季こそJ2へ戻るぞ』と意気込むカターレ富山

 

カターレ富山との対戦成績

f:id:zenbuddhist:20170320162445j:plain

 なぜか昨季、グルージャカターレには勝ち越してしまいました。

 井上選手の凱旋ゴール、安楽選手の復活というドラマと共に3-1で大勝利したアウェイ戦は、昨季のグルージャの公式戦の中でも特に印象深い試合でした。カターレにとって、グルージャには嫌なイメージがあるでしょう。

 

カターレ富山の前節試合結果

 前節の鹿児島ユナイテッド戦は、第1節を勝った勢いのあるチーム同士の対戦でしたが、結果は1-0でカターレの勝利。序盤に佐々木陽次選手がドリブル突破からの豪快なシュートで上げた1点を、守り抜きました。

 

フォーメーション予想

f:id:zenbuddhist:20170326194116j:plain

 カターレは前節からあまりスタメンをいじってこないと思いますが、グルージャが4バックか3バックかは予想がつきません。前節を見る限り、相手のCFの数に合わせてフォーメーションを決めている訳でも無さそうですし…。

 グルージャは前節でFC琉球相手に3バックを初披露し、勝利を収めました。リトリートして5バックとなった際は、最終ラインの守りは固くなっていましたが、攻撃面ではグルージャらしいグラウンダーのショートパス数は減り、サイド突破からのクロスに頼ることに。しかし得点は2点ともクロスからだった訳で…。アウェイでのFC琉球戦は勝利することが出来たので、『プランB』としては大成功だったと言えますが、前節の試合をどう評価し、どう修正して今節のカターレ戦に挑むかで、菊池監督の色がはっきりしてくる気がします。

 結局グルージャカターレともに前節と同じスタメン、フォーメーション予想としました。

 

 カターレは前節の試合を見ると、監督が浮氣監督に代わって昨季とは全く違うチームになっているようでした。

 昨季のカターレはパス数が多くポゼッション重視、丁寧に繋げてくるイメージでしたが、今季は裏を狙ったロングパスも多用して縦に速く攻めています。

 グルージャとしては、4バックでも3バックでもラインコントロールは緻密に行いたいですね。

   カターレは前述の佐々木陽次選手以外にも、パブロ選手、萱沼選手など攻撃で『違い』を生み出せる選手が揃っており、グルージャDF陣は腕の見せどころ。未だに危なっかしいグルージャDF陣ですが、成長を見せて欲しいです。

 

 今季の2試合を見る限り、カターレ富山は間違いなく上位争いに加わる強いチームだと思います。カターレに勝利するのはかなり難しいですが、不可能でもありません。強いカターレ相手に、菊池新監督率いるグルージャがどこまで出来るのか、非常に楽しみです。

 試合の勝敗に関わらず、今日いわスタに初めて来るようなお客さんにも、『また見に来よう』と思わせるような素晴らしいプレーを期待しています。