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 グルージャ戦記

Jリーグのフットボールクラブであるグルージャ盛岡について妄想を垂れ流すブログ(非公式)

マッチレビュー J3リーグ第6節 ガイナーレ鳥取 vs グルージャ盛岡

 4月30日、J3第6節グルージャ盛岡vsガイナーレ鳥取戦がとりぎんバードスタジアムで行われました。結果は2-2のドロー。グルージャはアウェイから勝ち点1を持ち帰りました。

 双方のサポーターが共に、「勝てなくて悔しい」と「負けなくて良かった」を同時に思うような試合内容でしたが、攻守が激しく入れ替わる目まぐるしい展開で、個人的には非常に楽しめた試合となりました。

 

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公式結果 

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フォーメーション 

 どちらのチームもJ3前節と全く同じスタメン、フォーメーションで、予想通りでした。

 

試合内容

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 試合はすぐに動きました。4分、福田選手がそれほど難しくないルーズボールの処理を誤りペナ近くでハンド。嫌な距離のFKに、案の定、前田選手が左から低いボールを廻してゴール左隅に決めてしまいました。あれ位の軌道のボールで決まってしまうということは、壁の作り方が甘かったか…。まあ、前田選手の素晴らしいキックでした。

 

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 13分、ガイナーレのカウンター。中央で奪ったボールを前田選手がワンタッチでスルーパスを出すと、岩元選手が裏に抜け出しドリブルからシュート。これは土井選手がナイスセーブ。このセーブはDAZN週間ベスト5セーブに選ばれています。

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 16分、池ヶ谷選手から地を這う豪快なミドルシュートが放たれましたが、これも土井選手が横っ飛びの素晴らしいセーブ。土井選手はこの日も好調。

 39分、クロスのこぼれ球を林選手がダイレクトミドルシュート、しかしGK杉本選手がナイスセーブ。

 前半アディショナルタイムグルージャのピンチ。廣田選手からペナ内の秋山選手に縦パスが入りショートクロス。岩元選手がヘディングシュートでゴール、と思いきやオフサイド判定。DAZNの映像で見ると、岩元選手と福田選手の位置は殆ど平行に揃っていました。線審がオフサイドを取ってくれたのは、相当運が良かったことだと思います。完全に1失点もので、秋山選手をどフリーにしたのは、DF陣が大反省すべきでしょう。

 

 後半早い段階で追いつきたいグルージャでしたが、49分、早くも思惑が崩れます。沼選手がバイタルから左にはたき、左サイドから片岡選手が速いグラウンダークロスを入れ、岩元選手が走り込んで右足に合わせゴール。これで2点差。

 このケースでも左から上がってきた片岡選手をフリーにしてしまい、クロスを入れられています。最終ラインに人はいたので、マークをずらしてスペースを埋めることは可能だったはず。そして久保選手も岩元選手のマークにつききれず。グルージャの堅守への道は果てしなく遠い…。

 50分、岩元選手のクロスのこぼれ球を沼選手がシュート。これは福田選手がぎりぎりブロック。

 53分、岩元選手のミドルシュートは土井選手セーブ。

 58分、グルージャのカウンター炸裂。センターサークル付近で岩渕選手がボールを奪うと、拾った谷口選手がドリブルで上がり、梅内選手へスルーパス梅内選手は相手GKを良く見て、きれいに右足で決めてくれました。

 

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 グルージャは1点差にしたのと同時に菅本選手投入。この辺から試合はグルージャのペースに。

 60分、菅本選手のクロスに谷口選手のダイビングヘッド。ボールはポストに当たってGKキャッチ…惜しい。

 

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 68分、片岡選手の豪快なミドルシュートは土井選手がセーブ。

 77分、石神選手から右サイドの裏を狙ったパスに岩元選手が抜け出し、右サイド奥から折り返しのパス。原口選手がシュートを打つも福田選手がブロック。

  78分、途中出場の加藤選手がドリブルでペナ内に進入しシュートするも、ボールはゴール右上に外れました。

 85分、遂にグルージャがゴールをこじ開け追いつきました。菅本選手のスルーパスを、右サイドの裏に走り込んだ途中出場の守田選手が受け、速いクロス。ゴール中央に走り込んで来た梅内選手が右足ダイレクトでゴールをゲット!グルージャらしい速いパス廻しからの素晴らしいゴールでした。

    ここからはグルージャが押せ押せ状態。

 89分、ガイナーレのDF裏にこぼれたボールを菅本選手が拾ってクロス。垣根選手がシュートしますが、うまくミートせずGKキャッチ。

 90分、左サイドからの細かいパスから、ペナ内で守田選手がシュートするもGK正面でキャッチ。

 90+4分、菅本選手のシュート性のクロスに八角選手が滑り込みますが、届かず。

 

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 試合終了。2-2のドロー。終了の笛が鳴った瞬間、多くの選手が倒れ込んだり膝に手を当てたりしていたのが、この試合の激しさとドローに終わったことに対する選手の悔しさを物語っていました。

 

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選手の評価

 MOMはもちろん2得点をあげた梅内選手。1試合2得点はグルージャ加入後J3では初(昨季の天皇杯ベガルタ戦で1回、YS横浜在籍時にJ3で2回あります)。この日の梅内選手の運動量は相当なもので、守備面でも大いにチームに貢献してくれました。

 途中出場した菅本選手は、相変わらずサイドをかき回してくれました。彼の持ち味はスピードですが、ボールを呼び込むオフザボールの動きも素晴らしいと思います。

 同じく途中出場で2点目のアシストが点いた守田選手。久々のアシストなので、本人は相当嬉しいでしょうね。あの2点目のゴールは、ボールを受け渡した菅本選手→守田選手→梅内選手の意識がぴったりと合った、胸のすく素晴らしいゴールでした。

 土井選手もファインセーブ連発で、この日もチームのピンチを救ってくれました。本当に心強いキャプテンです。

 

総評

 この日のグルージャはパス数も多かったのですが(601本)、パスの出し手と受け手の意図が噛み合った、グルージャらしい縦に速い攻撃が多く見られたことが大きな収穫だったと思います。

 球際、運動量においても、この日はグルージャが勝っていたように見えました。ピッチ内は30℃を超えていましたが、グルージャの選手たちは最後まで勝利を諦めず走ってくれました。

 

 守備も徐々に「マシ」なレベルにはなりつつあります。が、相変わらず、ふっと相手選手を危険な場所でフリーにしてしまう瞬間が見られます。サイドにスペースが出来るのはある程度仕方ないので、更に「攻守切り替えを速く」「マーク受け渡しをはっきり」させて欲しいです。素人に言われんでも選手たちは百も承知なのでしょうが。

 

 とりぎんバードスタジアムには初めて行きましたが、きれいで見やすい素晴らしいスタジアムでした。

 老若男女幅広く集まっていたサポーターについても、羨ましい限り。恐らくガイナーレサポーターとしては、観客数2,000人では物足りないのでしょうが、グルージャよりは遥かに地域に根付いている雰囲気を感じ取りました。

 5月7日にいわスタで行われる長野パルセイロ戦にもたくさんの人が集まり、この日のような素晴らしい雰囲気の中で、グルージャのアグレッシブでスペクタクルなフットボールが見られれば、と期待しています。