マッチプレビュー J3リーグ第9節 グルージャ盛岡 vs FC東京U-23
前節アウェイSC相模原戦を引き分けに持ち込み、J3では3試合連続ドローのグルージャ。次節はグルージャのお休み節なので、今節ホームいわスタでのFC東京U-23戦ではきっちり勝ち点3を取り、シーズン序盤戦に一区切りつけたいですね。
ホーム観客数も第7節の1,125人を上回りたいものです。
FC東京U-23との対戦成績
昨季のアウェイ戦では水沼選手や中島選手に良いようにサイドを攻略され、点差以上に完敗感がありました。
U-23は昨季に発足したチームなので、昨季の2試合の対戦しかありませんが、今回の対戦でのグルージャ初勝利を願います。
直近公式戦5試合結果
FC東京U-23(13位)
東京は3試合連続無得点が続いており、ここまでの全得点も4点と決定力不足は深刻。まずまずボールは持てても、シュートが打てていません(シュート数は17チーム中最下位)。
週替わりで出場選手がかなり変わるので、やはり連携面に難はあるのでしょう。
グルージャ盛岡(10位)
グルージャは前節の相模原戦の引き分けで3試合連続引き分けとなりましたが、4月9日の天皇杯予選決勝から数えると公式戦6試合負けなし。調子は良くも悪くも無くといったところでしょうか。
相変わらず安易な守備ミスからの失点は目に付きますが、今季の後半の粘り強さは評価して良いと思います。
フォーメーション予想
いつも悩まされるU-23チームのスタメン予想。
FC東京は上記のようにこの数日間に複数カテゴリーにおいて日程が詰まりまくっており、選手のやり繰りは火の車です。
まずU-20W杯に波多野選手と久保建英選手が選出され、韓国に遠征中。日本サッカー界の至宝である久保選手のいわスタ参戦を期待していた人は残念…。
中島選手、室屋選手は昨日のJ1神戸戦に参戦しており、今日のJ3には来ないでしょう。
またU-18公式戦がJ3と同日の今日行われるため、U-18主力選手を多くはJ3に出場させづらい。
加えて今季のU-23の主力選手である柳選手が、今週負傷離脱。
昨季までFC東京U-23の主力であり、今季はトップチーム昇格ならずに筑波大学に進学した生地選手を、19日に特別指定選手として追加登録したことからも、チーム事情の苦しさが分かります。生地選手はいきなりのJ3出場があるかもしれません。
オーバーエイジ枠のバーンズ選手、吉本選手は本来なら24日のルヴァン杯に専念させたいところでしょうが、今日のJ3出場は間違いないでしょう。
グルージャは、いつものメンバーで3-4-2-1。
試合予想
今季の東京U-23はシュート数が減っているのは前述のとおりですが、パス数、クロス数、30mライン進入回数等、攻撃的なスタッツは殆ど昨季に比べ減っています。唯一ドリブル回数のみは高い数値になっており、個人技に頼らざるを得ないチームを象徴しているかのようです。
私は今季の東京U-23との対戦は、グルージャが優位に試合を進められるのではないかと見ています。
東京はバーンズ選手、ユ選手を中心とした個人技の攻撃に頼らざるを得ないと思いますので、「カウンターで裏に抜けられてGKと1対1」のような場面を作られさえしなければ、かなりグルージャに勝機があるのではないでしょうか。
右SHでの先発が予想されるユ選手のスピードには要注意。ユ選手とマッチアップする場面が多くなるであろう左WBの八角選手は前節の失点に絡んでおり、今節は攻撃面だけでなく守備面で良いところを見せて欲しいです。
さて今節のホーム戦は『一関市民DAY』で一関市民が無料で観戦できるそうですが、一関市におけるグルージャの認知度ってどれ位なんでしょうね。本当に一関市民の方が車で1時間かけてグルージャ見に来てくれるんでしょうか。無料サービスも結構だと思いますが、個人的にはその前段の認知度をもっと高めるのが先ではという気がしていますが…見守りましょう。
今日も暑い一日になるようですが、熱中症対策は各自しっかり行って観戦してきて下さい。私はDAZN組ですので、現地組の皆さん、応援よろしくお願いします。