マッチプレビュー J3リーグ第14節 グルージャ盛岡 vs 福島ユナイテッドFC
天皇杯2回戦の浦和レッズ戦での興奮が冷めやらないグルージャですが、あっという間に日曜日が来てしまいました。
今日はホームいわスタでJ3第14節福島ユナイテッドFC戦です。
福島ユナイテッドFCとの対戦成績
東北社会人リーグ時代からしのぎを削ってきたライバルであるグルージャと福島ユナイテッド。J3での対戦成績もほぼ五分五分。対戦成績を並べてみると、複数点が入る試合が多いのが興味深いです。
松田選手が大活躍し、鳴尾監督の最後の試合となった2015シーズンの最終節が、私は印象に残っています。
直近公式戦5試合結果
グルージャ盛岡(14位:勝ち点11)
リーグ3連敗、天皇杯含めて4連敗のグルージャではありますが、水曜日のレッズ戦は今後に期待できる良い試合内容でした。問題はコンディションがどこまで回復しているか。
福島ユナイテッドFC(10位:勝ち点16)
福島は順位こそグルージャの4つ上ですが、3連敗してグルージャと似たような状況。失点の多さ(13試合で17失点)が大きな課題です。
フォーメーション予想
福島は前節出場停止だった茂木選手が復帰、それ以外は前節と同じ予想。フォメは4-2-3-1。
グルージャは中3日の試合で、菊池監督がどこまでターンオーバーさせてくるのか読めません。これまでの選手選考を見ると、あまり変えて来ないような気もします。ということでスタメンは前節と同じになっていますが、2人位は変えてくるかな…。
はたして古巣対戦となる益子選手、金選手の出場はあるのか…。
試合予想
Football LABのデータを見ると福島はパス数が少なく(リーグ13位)、ポゼッション率も低い(リーグ17位)チームです。典型的な縦ポンチームを想像してDAZNで映像も見たのですが、ロングボールも使いますがそれほど多用している訳ではなく、それなりに繋ぎもしてくるチームです。
福島の攻撃は攻守の切り替えを重視しているようです。五分五分の場所にボールを入れ、そこに人数をかけてボールを奪いカウンターを狙う攻撃が基本かと。
17失点している割ににはブロックを作ると守備はまずまず固い。しかしカウンターに対してのマークのずらしや、パスの受け手がパサーを追い越していくような動きへの対処には拙さがありました。グルージャはレッズ戦で見せたショートパスを多用した速い攻撃を見せてくれれば、必ず福島の守備を崩せるはず。
問題は選手のコンディション。8日間で3試合の地獄の連戦は、確実に今日の試合に影響を与えるでしょう。選手起用、戦術、選手のモチベーションコントロール等、菊池監督の腕の見せどころでもあります。
4日前の浦和レッズ戦であれだけの奮闘をしてくれた選手たちに、フットボールの神が形のあるプレゼントをしてくれることを信じています。