グルージャ戦記

Jリーグのフットボールクラブであるグルージャ盛岡について妄想を垂れ流すブログ(非公式)

J3リーグ第18節までのグルージャ盛岡のまとめ其の2 選手編

   <まとめ其の1チーム編>に続く前半戦まとめ記事。今回はリーグ前半戦において気になった選手について、スタッツを交えてコメント。時間も無いので、前半戦で気になった主力選手数名へのコメントに留めます。上から目線で申し訳ありません。

 

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2017グルージャ盛岡 前半戦 基本フォーメーション

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GK:土井康平選手

  福田選手とともにここまでリーグ、天皇杯含めて公式戦完全出場最近の試合では失点に絡む凡ミスが目立ち、中島選手への先発交代が近いと見る向きもありました。しかし中島選手、笠原選手の台頭を許さなかったのは-先日もブログに書きましたが-つなぎグラウンドで自身の実力を証明し続けた結果だったと思います。

 リーグ中断期間で土井選手がどこまでコンディションを戻してくるかは、今季のグルージャの成績に大きく影響するでしょう。今季は確かに失点に絡む残念なミスがいくつかありましたが、土井選手のファインセーブで勝ち点を得た試合も多々あった訳ですから、後半戦は自信を持ってプレーして欲しいです。

 

DF:福田友也選手

 ここまで今季公式戦完全出場町田ゼルビアからレンタル移籍してすぐにDFリーダーとしてグルージャに無くてはならない存在になりました。

 福田選手は恵まれた体格を生かして相手チームの怪獣系FWのマーク、グルージャが苦手としている空中戦のケアを一手に引き受け、体を張ったプレーをしていた印象。軽いプレーで失点に絡むこともありましたが、概ね良くやってくれていると私は思います。後半戦はチームリーダー的な存在としての活躍も期待しています。

 

DF:畑本時央選手

 病気欠場だった第16節北九州戦を除き公式戦完全出場。序盤の数試合は不調を感じさせましたが、徐々にフィットしてきたように感じます。最近の試合では機を見て右サイドを駆け上がり、攻撃参加する場面も多く見られるようになりました。

 残念ながら畑本選手はいくつかの失点に直接絡んでしまっており、チーム失点数の多さに対して一定の責任は免れないでしょう。しかし福田選手と畑本選手の外にCBはいない訳で(病気、怪我明けの久保選手、田中選手の現在のコンディションは不明)、福田選手とともに自信を持ってプレーして欲しいと思います。

 畑本選手は今季1得点を上げていますが、後半戦はセットプレーからの得点を期待しています。

 

MF:林勇介選手

 林選手の最近の好調ぶりはグルージャの数少ないポジティブな要素。体調不良で欠場した第11節以外の公式戦は全て先発出場し、不動のCHとしてチームの中核となりました。

 結果は負けでしたが天皇杯2回戦浦和レッズ戦でのゴールは素晴らしいもので、今季の印象に残るワンシーンでした。この古巣チームとの対戦以降、林選手のギヤが1段上がった気がしました。

 リーグ戦の得点0、アシスト2は少し寂しい数字ですが、林選手のパスがグルージャの攻撃のスイッチとなっており、今のグルージャにとって林選手は欠かせない存在となっています。後半戦は得点、アシストの数字でもチームに貢献し、チームリーダーとしても活躍してくれることを望みます。

 

MF:岩渕良太選手

 今回の記事で最も言いたかったこと。「岩渕選手、シュート外し過ぎ」。リーグ第18節終了時で43本のシュートを打ち、決めたゴールは第1節の1点のみ(アシスト:1)。決定率2.33%は昨季の梅内選手を遥かに上回る…いや下回る記録。岩渕選手一人でチームの決定率を下げています。

 今季のグルージャでは主にシャドウのポジションで「決める」仕事を任されており、この数字はとても寂しいものです。第1節セレッソU-23戦でのゴラッソを見て「今季の岩渕選手はいける!」と思ったのですが…。

 更に岩渕選手が良くないのは不必要なファール、イエローカードが多いこと。イエローはチーム最多の4枚を貰っており、既に累積イエローの出場停止を1回受けています。ポーカーフェイスなキャラですが、感情の起伏は激しい選手なのかもしれません。グルージャはフェアプレー賞と(反則ポイントが最も少ないチームに与えられる)賞金100万円も今季の目標としているはずなので、思い切りチームの足を引っ張っている岩渕選手には反省して頂きたいと思います。

 最近は岩渕選手の代わりに先発を務めている谷村選手が好調なので、リーグ後半戦の岩渕選手の出場機会は前半戦より減ると予想されます。岩渕選手の実力はこんなもんじゃない、と41番の今季ユニフォームを持つ私は考えております。とにかくもっと得点に絡む活躍を期待しています。

 

MF:垣根拓也選手

 シーズン前半戦は林選手と共にCHでの先発が多かった垣根選手ですが、第14節以降の先発出場は無し。

 数字(得点0、アシスト1)以上に私は垣根選手の今季のパフォーマンスには不満があります。昨季も見られた傾向ですが、垣根選手はボールロストと不必要なファールが多すぎます(イエロー:3)。

 視野が狭いのか足元の技術がおぼつかないのか分かりませんが、「ここで取られたらイカンでしょ」という場所でボールロストして大ピンチを招き、「そこで無理にチャージする必要無いでしょ」という場所でのファール、イエローカードでチームに負担を強いる。CHとしての責務を果たしたとは言えない前半戦だったと思います。

 リーグ中断期間にベガルタ仙台から差波選手が加入してきたため、垣根選手の試合出場機会は益々厳しくなると予想されます。垣根選手の後半戦巻き返しを期待します。

 

MF:谷村憲一選手

 今季グルージャ最大の嬉しい誤算、谷村選手の成長。

 谷村選手は第14節福島戦からシャドウで先発出場し、以降好調を維持し第18節まで先発の座を譲りませんでした。この出場時間(8試合出場、5試合先発、出場時間511分)にして、3得点、1アシストは上出来。数字では確実にライバルである岩渕選手との差を見せたと言えます。ペナ内でボールを持って前を向かせると、相手選手にとってはグルージャの中で今一番恐ろしい選手でしょう。

 課題であった守備面でもまだおぼつかないところはあるものの、前線から積極的にプレスを行いチームに貢献。昨季から一回り大きくなった姿を見せました。

 私は嬉しい誤算とは言いましたが、盛岡の天才児、期待の星だった谷村選手がようやく本来いるべき場所にいる状況になった、とも言えます。後半戦も現在の状況に満足することなく、グルージャのエースと呼ばれるまでの成長を見せて欲しいものです。

 

FW:谷口堅三選手

 今季全ての公式戦において先発出場。CFのポジションを他の選手に渡すことはありませんでした。

 今のグルージャでCFである谷口選手の役割は自分がシュートを決めることともに、ボールを収めシャドウやWBにチャンスを渡す役割が求められています。また守備でも相手DFにプレスをかける仕事も求められており……といったことを考えると、数字(2得点、4アシスト)を含め今季ここまでの谷口選手は、まずまずの及第点を与えられる活躍だった思います。

  谷口選手で心配なことはコンディション面。昨季は酷使に耐えられず、9月以降一度コンディションを落とし、それとともにチームの調子も落ちたことがありました。現在のグルージャにおいて前線でボールを収める能力のある選手は谷口選手一人のため、谷口選手の調子がダイレクトにグルージャの成績に影響してしまいます。菊池監督には谷口選手の使い方には慎重を期して欲しいです。

 

FW:梅内和磨選手

 チーム最多の5得点をマーク。第6節終了時に4得点目をマークしたときは、まさかこのまま得点王争いを続けるのかとあらぬ期待をしてしまいましたが、以降はチーム成績ととも伸び悩みました。しかし5得点、2アシストは既に昨季の記録(5得点、0アシスト)を上回っており、個人成績としてはまずまずと言えるのでしょう。

 しかし今季も梅内選手の惜しいシュートシーンを既にたくさん見ている気がします。今季の梅内選手は2桁得点がノルマだと私は考えているので、現在までの梅内選手に

私は全く満足していません。今季は「最低でも」2桁得点を取って頂くようお願いします。

 

 

 8月20日からまたJ3でのグルージャの闘いが始まります。

 チームとして芳しい結果を得られなかった前半戦から、リーグ休止期間の1ヶ月でグルージャはどう変化したのか。北上陸上競技場で開催されるガンバU-23戦では、スタジアムでそれをじっくり確認したいと思います。