グルージャ戦記

Jリーグのフットボールクラブである、いわてグルージャ盛岡について妄想を垂れ流すブログ(非公式)

マッチプレビュー J3リーグ第19節 グルージャ盛岡 vs ガンバ大阪U-23

 さあ15,000人イベントが始まります。

 本日、北上総合運動公園北上陸上競技場で J3リーグ第19節、グルージャ盛岡vsガンバ大阪U-23が開催されます。北上市でのJ3リーグ公式戦は初開催となります。

 この試合、クラブ側は15,000人動員の目標を掲げていますが、正直なところ15,000人集めるのはかなり厳しい…というか無理でしょう。 今季ここまでのホームいわスタでの最大観客数は第14節福島ユナイテッド戦の1,516人、昨季の最大は最終節栃木SC戦の2,888人であることを考えると、今回は3,000人以上いけば大成功だと私は思っています。

 今回の観客数がどうなるにせよ、この試合が今後グルージャが岩手全域から支持されるクラブとなるための起爆剤となって欲しいものです。

 

 ガンバ大阪U-23との対戦成績

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 今季第13節の対戦では今季グルージャのワースト試合とも言える内容で完敗。昨季までのチームメイトだった郡選手に恩返し決勝点をプレゼントするおまけ付き。何かこのチームには相性の悪さを感じます。

 

直近公式戦5試合結果

グルージャ盛岡(14位 勝点:15)

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 リーグ中断期間により現実から目を背けていましたが、グルージャは3連敗で順位急降下中。第14節福島戦の大勝で今季グルージャの反撃が始まるかに思えましたが、元の木阿弥に…。こちらのシュートは枠に飛ばず、守備はザル。またいつものグルージャに戻ってしまいました。ただポジティブな面が無いわけでもなく、好調が続く谷村選手を中心に早いパス回しからの良い攻撃が出来る場面も見られてはいます。

 

ガンバ大阪U-23(15位 勝点:13)

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 ガンバはここ最近は1試合毎に勝ち負けを繰り返しています。失点は相変わらずですが、開幕5連敗していた頃に比べると攻撃が噛み合い得点が取れる雰囲気になってきました。一美選手、郡選手選手が、バイタルエリアでの確実な戦力になってきたのは大きいでしょう。

 

フォーメーション予想

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 グルージャは久々の4バック予想。4バックor3バックは蓋を開けるまでどうなるかは分かりません。最近のTRMでは調子が良いと噂の土館選手を、ボランチとして今季初スタメンで予想しましたが、フォーメーションに関わらず、ベガルタ仙台から新加入の差波選手のスタメンも十分あり得ます。

 ガンバは前節出場停止だったぺ選手が復帰し、右WBを平尾選手、右OHを森選手にしてみました。

 

試合予想

 グルージャがどういう布陣でこの試合に臨むかが大きなポイント。前節までの3バックなのか、4バックで林選手を前に出すのか。個人的には上記の4-2-3-1で、ボランチに差波選手が入ってくると盛り上がれそうです。

 好調の林選手が前目でプレー出来れば、天皇杯浦和レッズ戦のような得点シーンも期待出来そう。

 4-2-3-1にしたほうがサイドの数も増やせて、最近の失点シーンで多い簡単にクロスを上げさせることは少なくさせられるような気もします。両SB 、両SHが前に出てくるとうるさい食野選手、平尾選手をどこまで押し込められるか。

 前回のガンバ戦では郡選手をゴール前でどフリーにしてしまい、クロスを頭で決められましたが、郡選手、一美選手には福田選手、畑本選手がマンツーマンで付き、ゴール前の仕事をさせないことが重要です。

 郡選手に決められた時もそうですが、最近のグルージャの失点はマークの受け渡しや相手ボール保持者に対する圧力の弱さなど、単純に選手の「個の弱さ」で済まされないものが目につきます。

 個人能力が下手なことは今に始まったことではなく、直ぐに改善出来るものでも無いでしょうから何も言いませんが、気の抜けたプレーだけは見せないで頂きたいです。

 

 この試合は今季のグルージャの後半戦を占うだけでなく、今後グルージャが岩手全域から支持されるクラブになれるのか、が問われる試合の勝ち負けに留まらないものになります。

 残念ながら今日の北上市の天気は今一つのようですが、初めてJ3グルージャを見るような方々の心にも何かが残る熱い試合となることを、そして勿論グルージャ勝利を願っております。

 Vamos、グルージャ