グルージャ戦記

Jリーグのフットボールクラブである、いわてグルージャ盛岡について妄想を垂れ流すブログ(非公式)

マッチプレビュー J3リーグ第21節 グルージャ盛岡 vs ギラヴァンツ北九州

  いよいよJ3最下位が見えてきたグルージャですが、めげずに応援していきます。

 幸いにも昨日の試合で最下位のYS横浜は引き分けだったため、今節でのグルージャの最下位の可能性は無くなりました。まだ13試合も残してますし現時点の順位に一喜一憂しても仕方ありませんが、やはり最下位は気分が良くないので、経験しないでシーズン終えたいものです。

 今節はホームいわスタにて、7月の対戦で今季最多失点(5失点)を食らわされたギラヴァンツ北九州との対戦です。

 

ギラヴァンツ北九州との対戦成績

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 7月の対戦では珍しく良い形で谷村選手が先制点をあげたものの、畑本選手が病欠で手薄なDFはギラヴァンツの圧力を食い止められず大量失点。ホームでは借りを返したいです。

 

直近公式戦5試合結果

グルージャ盛岡(16位 勝点:15)f:id:zenbuddhist:20170831045904j:plain

  グルージャは出口の見えない泥沼の5連敗。J3では一生勝てないのでは…という気持ちにすらなってきました。

 明るい材料は、差波選手のセットプレーのキックから得点が生まれたこと。セットプレーからの得点は増えてくるのでは、という期待感が出てきました。そして久保選手が復帰したことでチームの選択肢は増えています。

 

ギラヴァンツ北九州(6位 勝点:30)f:id:zenbuddhist:20170831045850j:plain

  ギラヴァンツは8月の選手登録期間に栃木SCから安藤選手が新加入、ツエーゲン金沢から山藤選手が期限付き移籍し後半戦に向けた補強を行いましたが、前節ではその新加入の2人が得点をあげ早くもその効果が現れました。

 J2昇格のためには下位チームからの取りこぼしなど許される状況ではなく、アウェイでも勝ち点3しか考えていないでしょう。

 因みに前節のFC琉球戦はホームスタジアムへの来場15,000人を目指した興行でもありましたが、目標には届かなかったものの見事に13,880人を集める盛況ぶり。最近同じ目標を掲げてホーム戦を行ったどこかの弱小クラブとはレベルが違いますね。

 

フォーメーション予想f:id:zenbuddhist:20170831045933j:plain

 グルージャギラヴァンツともに前節と同じ先発選手、フォーメーションで予想。

 グルージャの右SBは、前節の守田選手の残念な守備を見ると鈴木選手の可能性もありますが…。また久保選手が前節途中出場ながら復帰してきたので、左SBに久保選手が入る可能性はあります。あとは谷口選手が先発か途中出場か…。

 

試合予想

  前回のギラヴァンツとの対戦は畑本選手がいない3バックでの戦いだったため、恐らく4-2-3-1で臨む今節の試合は多少違った光景が見られるとは思います。

 …が、前節の栃木SC戦のような守備でサイドをスカスカにしていては、また大量失点は免れないでしょう。SB、SHのマークの受け渡し、相手攻撃スペースの埋めなどはコーチングし合ってしっかりやりましょう。

  高さ、強さではグルージャギラヴァンツには全く敵わないので、とにかくゴール前でのぶつかり合いは避けたい。→グルージャDFはハイライン。→ギラヴァンツはDF裏狙い…という定石で、オフサイドはミス無く嵌めていきたいので、CB福田選手には相手CFのマークだけでなく、徹底したライン管理が求められます。

 7月の対戦では良い形で谷村選手が相手DF 裏に抜けて1点取ってはいるので、同じような形での得点は十分期待出来ると思います。

 

 例えば個々の選手の能力でグルージャ栃木SCギラヴァンツ北九州に比べ「遥かに」劣っているのは分かりきっています。

 今のグルージャに対する不満は「個の能力以外の部分は本当に埋め尽くした上での敗戦なのか」、というところだと思います。恐らく選手たちはこれまでも真摯に練習に取り組み試合に臨んでいるのでしょうが、試合を見る限りどうにもそれを信じ切れません。

 全てやり尽くした上での敗戦であるなら、5連敗でも10連敗でも最下位でも、大拍手で選手を迎えたいと思っています。

 

 今日のホーム戦は「初のJ3北上市開催でホーム最多入場者数を記録した第19節が果たしてサポーター拡大に繋がったのか」という興行面でも見所があります。北上陸上競技場で初めてグルージャを見て、今節初めていわスタに来る方もいるのではないでしょうか。

 観戦歴の少ないお客さんをも虜にするようなグルージャの選手の奮闘を期待しています。