グルージャ戦記

Jリーグのフットボールクラブである、いわてグルージャ盛岡について妄想を垂れ流すブログ(非公式)

マッチプレビュー 天皇杯1回戦 グルージャ盛岡 vs 流通経済大学

 J3リーグ4連敗となり、菊池監督に対する風当りが厳しくなってきたグルージャ

 今週はJ3リーグではなく天皇杯1回戦の週。グルージャは本日、大学シードの流通経済大学とホームいわスタで対戦します。勝って何とか2回戦まで進んで欲しいのですが…。

 

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 グルージャは今年で天皇杯11年連続出場。 ここ2年は1回戦を突破出来ており、昨年はあの浦和レッズとも対戦出来ました。一応、最近の戦績はJリーグクラブっぽくなっています。

 

過去対戦成績

 流通経済大学サッカー部は「トップチーム」、「流経大ドラゴンズ龍ヶ崎」、「流経大FC」、「流経大U-22A」、「流経大U-22B」、「流経大U-22C」の5チームを抱え、所属選手が200人弱いる大所帯の体育会クラブ。プロにも多数の選手を輩出しており、グルージャでは中島宏海選手が流経大出身者。

 毎年のようにオフにはグルージャのトレーニングマッチに付き合って頂いている流通経済大学ですが、公式戦では初対戦か…。少なくとも1996年以降の天皇杯での対戦はありません。恐らくこれまでのTRMでも、流経大2~3軍的なチームとの対戦しかないと思います(ちなみに今年2月10日に行ったTRM(45分×2本、30分×1本)ではグルージャが2-0で勝利)。

 

直近公式戦試合結果

グルージャ盛岡(J3順位:17位/17チーム 2勝1分7敗)

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 第1GK土井選手が大怪我で長期離脱。得点源であるCF藤沼選手の復帰の目途が立たず、CH河津キャプテンは先週の藤枝戦で怪我による長期離脱から復帰したものの不調。ここ4試合で1得点、11失点という最悪の状態で天皇杯1回戦に挑むグルージャ

 攻守とも良いところが殆ど無かった1週間前の藤枝MYFC戦からどうチームを立て直しているか。新加入の小谷選手、長期離脱から復帰してきた高柳選手、谷口海選手に期待しています。

 

流通経済大学(大学関東1部順位:9位/12チーム 2勝1分3敗)

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 ここ数シーズンは関東大学リーグで満足いく成績を残せていない流経大トップチームですが、昨季はインカレ(大学選手権)優勝を果たし、今季の天皇杯シードを獲得しました。まだ今季リーグもまだ本調子とはいかないようですが調子は上向きのようです。

 

予想フォーメーション

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 金曜日発売の『エルゴラッソ』でこの対戦が取り上げられていたので、スタメン予想はそちらを丸写し。

 常に怪我人に悩まされているグルージャは、とにかく内容が酷かった先週のJ3藤枝戦の惨敗をどう消化して、この1週間でどんな準備をしているか…。リーグ開幕前から期待されていた高柳選手が初出場して使える目途がたったことだけが救いでしたが、『エルゴラッソ』ではCFの梅内選手の相方は高柳選手ではなく谷口海選手の今季初先発を予想。

 2014・2015シーズンの流経大の第1GKであった中島選手は、思わぬ形での母校との邂逅ですが、大学卒業後の成長を母校との対戦で見せて欲しいと思います。

 

 流経大は第1GKであるオビ・パウエルオビンナ選手がトゥーロン国際大会に向けたU21日本代表の合宿に参加のため、この試合は欠場で守備に若干不安要素あり。

 流経大の注目選手はパス、ドリブルを武器に攻撃の要となる新垣選手。

 

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試合予想

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 流経大のサッカーはよく分りませんが、エルゴラッソを読むと、中盤の機動力やボール奪取力が自慢のチームのようです。CHの広滝選手、小野原選手の豊富な運動量によるボール奪取、トップ下またはSHの新垣選手のドリブルや正確なパス、渋谷選手、高柳翔選手の突破力などで押し込んでいくスタイル。

 プレースキッカーの小池選手は良いキックを持っていますが、高さが怖いのはCBアピアタウィア選手と控えCFの高澤選手のみなので、J3ほどにはセットプレーでグルージャが苦労することは無いはず。

 大学リーグ戦での失点数は多め(6試合で10失点)。大学リーグ前節、東洋大学戦での失点も最終ラインの連携ミスからボールを奪われての失点。第1GKのオビ選手の不在もあり、最終ラインでは隙がありそう。常に裏への意識を持って攻撃し、流経大のパス回しを破壊していきたいです。

 

 当たり前ですがグルージャが大学生相手に、藤枝MYFC戦のように球際、切り替え、運動量で負けることは絶対に許されません。先週の藤枝MYFC戦の反省を踏まえ「受ける」意識は持たず、最初からフルパワーで流経大にぶつかって欲しいと思います。

 

 結果はともかく、グルージャの今季の残り試合に期待出来る内容の試合にして欲しいものです。敗けることを恐れず力を出し切ってくれ、グルージャ