グルージャ戦記

Jリーグのフットボールクラブであるグルージャ盛岡について妄想を垂れ流すブログ(非公式)

マッチレビュー J3リーグ第15節 カターレ富山 vs グルージャ盛岡

 6月23日に行われたJ3第15節、アウェイでのカターレ富山戦においてグルージャはスコア3-1で勝利を収め、約2年ぶり(2016シーズン第15~17節の3連勝以来)のリーグ3連勝を飾りました。

 

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公式結果

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フォーメーション

 カターレはフォーメーションは3-4-2-1のままですが、CBを代選手から谷奥選手に変更し並びも谷奥選手が中央に。右WBを弓崎選手に変更して、川上選手はOHに。昨季グルージャにいた差波選手はいつも通りCHで先発。

 

 グルージャは前節お休みしたCH小谷選手が戻ってきて、ほかは全て前節と同じスタメンの3-4-2-1。控えには怪我で欠場していた稲森選手が戻ってきました。

 

試合内容

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 試合開始。6分、谷村選手の右サイドからのCKはGK永井選手がキャッチ。

 10分、河津選手が自陣でクリアしたボールを宮市選手が収め、つぶれながらDF裏へスルーパスオフサイドぎりぎりで受けた谷口選手が左ハーフスペースでクロス。ボールはゴール方向に戻る弓崎選手の脚に当たりあわやオウンゴールでしたがクロスバーの上を通過。

 13分、カターレ陣内左サイド奥から福田選手のスローイン。ペナ内の小谷選手が頭で擦らせて谷口選手が収めて小谷選手に戻し、小谷選手は菅本選手へパス。菅本選手が左足を振り切ると、ボールはゴール内側左ネットに突き刺さりました。素晴らしいゴール。1-0。

 

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 14分、左サイドの谷村選手のミドルシュートクロスバーの遥か上を通過。

 15分、左サイドの新井選手からのクロスにペナ内で才藤選手がボレーシュートを試みますが、クリアに行った田中憧選手の頭を蹴ってファール。

 16分、中盤での奪い合いから今瀬選手が裏へのロングパス。川上選手が追い付けばGKと1対1でしたが、福田選手がクリア。

 17分、椎名選手の右サイドからのCKは誰も触れずファーに流れたボールはゴールラインを割りました。

 18分、右サイドから新井選手が速いクロスを入れましたが、ペナ内の才藤選手は触れず、ボールはファーに流れました。こぼれを拾った流れから今瀬選手がペナ内に放り込み新井選手がヘディングシュートしましたがオフサイド判定。

 21分、左サイド奥からの福田選手のスローインを小谷選手が収めて後ろに戻し谷村選手が触って菅本選手がシュート。しかしボールは相手選手に当たって跳ね返りました。

 25分、左サイドの椎名選手から裏へのロングパス。収めた前嶋選手から新井選手へパス。新井選手はペナ左端からシュートしますが、ボールはゴール左に逸れました。

 27分、川上選手が右サイドをドリブルで運び、中央の裏へロビングのパス。飛び込んできた才藤選手が空中でつま先トラップし、ゴール右側からシュートしますが畑本選手がクリア。

 35分、右サイドの才藤選手のスローインに、ペナ内でルーカス選手が頭を合わせましたが枠を捉えず。

 

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 37分、自陣から田中憧選手のFK。ペナ内左の福田選手が頭で触って宮市選手が収めようとしましたがカターレの選手がクリア。

 37分、小谷選手が宮市選手とのワンツーからペナ中央突破を試みましたが、谷奥選手とルーカス選手に挟まれ転倒し、永井選手がキャッチ。しかしファール判定は無し。

 40分、中央の福田選手から右サイドの宮市選手にパス。トラップがずれボールを奪われそうになりましたが、菅本選手が足を出して宮市選手に戻して宮市選手が左足でシュート。しかし永井選手が倒れ込みながらキャッチ。

 45分、グルージャ陣内右サイドでの差波選手のFKはGK中島選手がパンチでクリア。中央でこぼれを拾った川上選手がミドルシュートしますがミートせず、ゴール枠外左へ外れました。

 前半終了。0-1。運動量、球際ではグルージャが優勢。先制点は終始押し込んでいた左サイドからの崩し。カターレのボールになりかけてもグルージャの選手の寄せが早くカターレはリズムを掴めず。

 

 後半開始。47分、椎名選手の右サイドからのCKは中島選手がキャッチ。

 55分、中央の小谷選手がペナ内左の菅本選手を狙ったパスを出しましたが、弓崎選手がクリア。

 56分、左サイドからの白石選手のCKはニアで相手選手に跳ね返されましたが、拾った白石選手がペナ左隅からシュート。ゴール前でバウンドしたボールはゴールに吸い込まれて2-0。

 

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 58分、左サイドの菅本選手からのクロスに宮市選手がヘディングシュート。しかしぎりぎり永井選手が手で弾き出しました。

 60分、相手陣内右サイドから小谷選手が中央裏へパス。谷奥選手が足でクリアし損ねこぼれたボールに宮市選手が突っ込みましたが、先にGK永井選手がキャッチし、そのあとに二人は交錯。宮市選手にイエローカード

 61分、カターレの選手交代。谷奥選手に代わり佐々木陽選手。弓崎選手がCBに落ちて佐々木選手がWBにポジションチェンジ。

 65分、右サイドの谷村選手からのクロスは永井選手がキャッチ。

 65分、カターレのカウンター。佐々木陽選手から才藤選手へパス。才藤選手は中央をドリブルで運びペナ内に走り込む佐々木陽選手へラストパス。佐々木選手がシュートしますが追い付いた田中憧選手がクリア。

 66分、左サイドから中央をドリブルですり抜けた新井選手がミドルシュート。ボールは左ポストに当たって外側のゴールラインを割りました。惜しくも入りませんでしたが凄いシュート。

 66分、カターレは差波選手に代えて苔口選手を投入。カターレの布陣は苔口選手がCFに入って2トップに。

 67分、グルージャは谷村選手に代わり藤沼選手。藤沼選手がそのままシャドウへ。

 71分、カターレ陣内左サイド奥から福田選手のスローイン。谷口選手がペナ内左ルーカス選手を背負いながら足で落として藤沼選手へパス。藤沼選手が右足を振りぬくとボールは枠内右隅へ転がってゴール。前がかりになった相手DFの隙を突いた攻撃で3-0。

 

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 73分、右サイドの苔口選手のグラウンダークロスに才藤選手が飛び込みますが畑本選手が交錯しながらクリア。

 74分、椎名選手の右サイドからのCKにニアでルーカス選手が頭を合わせましたが、ボールはゴール左へ逸れました。

 74分、グルージャ選手交代。宮市選手に代わり梅内選手。藤沼選手が1トップになり梅内選手がシャドウへ。

 79分、カターレ選手交代。前嶋選手に代わり稲葉選手。

 81分、高い位置を取ってきた今瀬選手から左サイドの新井選手へパス。新井選手はペナ左ハーフスペースから速いクロスを上げると、ファーに飛び込んだ佐々木陽選手が右足を合わせボールをゴールへ押し込みました。佐々木選手のマークは福田選手でしたが、先に触ることは出来ませんでした。1-3。

 82分、新井選手がドリブルからミドルシュートするも中島選手が正面でキャッチ。

 83分、左サイドの新井選手からのクロスは中島選手がキャッチ。

 86分、左サイド才藤選手が潰れながら裏へスルーパス。追い付いた新井選手がクロスを入れると川上選手が中央に飛び込みましたが、菅本選手がクリア。

 87分、左サイドのCKのこぼれを拾った流れから椎名選手がクロス。ニアで才藤選手が頭を合わせましたが枠を捉えず。

 88分、グルージャ選手交代。谷口選手に代わり鈴木選手。鈴木選手がそのままシャドウへ。

 90+4分、左サイドの新井選手からDF裏へ落とすパス。オフサイドぎりぎりで抜け出した才藤選手がゴール前左からシュートしますが、小谷選手がスライディングでクリア。

 90+5分、右サイドの川上選手のシュートは枠を捉えず。

 試合終了。3-1でグルージャの勝利。試合終了のホイッスルと同時に何人かの選手はピッチ内で倒れ込んでしまいました。

 

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選手の評価

 グルージャが前半から試合を優勢に進め、監督交代後、上り調子だったカターレに対して堂々たる勝利。

 この試合もグルージャの選手はそれぞれが素晴らしかったのでMOMを一人選ぶのは非常に難しい。

 まず得点者から見ていくと、3得点は全てセットプレーの流れ、しかも左サイドハーフスペースから崩した得点でしたが、それぞれに味がある素晴らしいシュート。シュートの質では白石選手の2点目が最も素晴らしいゴールだったと思います。

 

 得点は無かったものの、CF宮市選手、OH谷村選手、谷口選手の前線からのプレスはかなり効いており、彼らのプレスのおかげで特に前半はカターレに全くと言っていいほど主導権を渡すことはありませんでした。

 

 1失点はしたものの、GKとCBの守備陣は最後まで集中を切らさずゴールを守り抜きました。

 

 86分の菅本選手や90+4分の小谷選手が見せたように、最近のグルージャは危ない場面で最終ラインの選手だけでなく中盤の選手がクリアする場面も良く見られ、守備が整備されてきているのが良く分かります。

 

 とにかく全員が素晴らしかったグルージャですが、MOMは白石選手ということにしておきます。

 

 カターレの選手では新井選手がシュート、ドリブル、パスとJ3では場違いのレベルのプレーを見せていました。

 

総評

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 選手全員がプランを共有し、試合後、立てなくなる程やり切ってくれたことが本当に嬉しい。全くジャンプ出来ていない『幸せな結末』の姿を見て、大げさですが本当に泣きそうになりました。

 

 

 勝因はハイプレスがハマり、真ん中でカターレの試合を作る差波選手、椎名選手に殆ど仕事をさせなかったことがあげられます。

 自陣での細かいパス回しは避け、「相手陣内に長いボールを落としてこぼれを拾う」、「相手に取られたらすばやく寄せて取り返し、ショートカウンターを狙う」が終始徹底されており、状況毎の選手の配置もよく整理されていました。

 それを実現出来た根本には、三原則の徹底(運動量、球際、切り替え)があったことは言うまでもありません。

 

 チームはこれで3連勝。さすがにもう菊池監督解任を唱える方もいなくなったことでしょう。

 次節はチーム新記録の4連勝を掛けたホームでのFC琉球戦。現在FC琉球は優勝を狙える位置に付けていますが、今のグルージャが優勝争いをするチームにどこまで通用するのか非常に楽しみです。