グルージャ戦記

Jリーグのフットボールクラブであるグルージャ盛岡について妄想を垂れ流すブログ(非公式)

マッチレビュー J3リーグ第19節 グルージャ盛岡 vs ガンバ大阪U-23

 グルージャは7月22日に北上総合運動公園陸上競技場で開催されたJ3リーグ第19節、ガンバ大阪U-23戦を2-1で勝利。 リーグ成績を7勝2分9敗の12位として、1ヶ月間のリーグ中断期間に入りました。

 

公式結果f:id:zenbuddhist:20180722182030j:plain

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フォーメーション

  ホームのグルージャは前節から5人先発メンバーを入れ替えてきました。

 GKにグルージャでの初先発…どころかプロ5年目にして公式戦初先発の小泉選手を起用。小泉選手はプロ公式戦出場自体が4年ぶり。

 CBを稲森選手から田中舜選手に、CHを前節で怪我を負った河津選手から山田選手に、右WBを梅内選手から大田選手に、OHを谷口選手から嫁阪選手に変更。

 嫁阪選手は2ヶ月半ぶりの先発出場に加え、古巣のガンバ相手に期するものがあるでしょう。

 

 ガンバU-23は前節からCHを高選手から芝本選手に、右SBを松田選手から高選手に、CBを野田選手から松田選手に変更。

 

試合内容

 試合から1か月経ってDAZNの映像コンテンツが消えてしまったので、ダイジェスト映像からのみの場面記載で端折ります。一応生では90分全て見たのですが。

 

 19分、西野選手からのロングボールを左サイドで収めた妹尾選手が、マークに付いた田中舜選手を切り返しから置き去りにしてペナ内左から右足を振りぬきましたが、ボールはブロックに来た田中憧選手の足をかすめてゴールポストに当たり枠外へ。グルージャは命拾い。

 35分、一美選手が左サイドをドリブルで運んでペナ内左からグラウンダークロス。中央に飛び込んできた森選手の右足シュートはクロスバーを直撃し跳ね返りました。こぼれを拾った市丸選手がミドルシュートを放つも枠外。

 41分、グルージャ陣内ペナ外右からのガンバのFK。森選手は直接ゴールを狙いましたが、小泉選手がナイスセーブ。

  前半はスコアレスで終了。暑さのせいでグルージャはいつもよりややラインを下げ、繋いで走り回る場面を抑えた展開を多用。ペースはガンバが握っており、グルージャにとっては我慢の展開。

 

 51分、右ハーフスペースで田中舜選手から山田選手に縦パスが通り、更にペナ外中央の宮市選手が山田選手からのパスを収めるとペナ内右の小谷選手にパス。小谷選手はゴール方向にトラップしてシュート。ボールはGKの右を通り過ぎゴール内へ。2016シーズンのグルージャが良かった時期を彷彿させるショートパスの早い展開からのゴールでグルージャが先制。1-0。

 57分、ガンバ陣内右サイドでルーズボールを収めた太田選手がそのままドリブルで運びペナ内に侵入。追いかけた松田選手が接触し太田選手が倒れPK判定。PKは宮市選手が豪快に振りぬいてゴール。PK判定については、確かに松田選手と太田選手が接触して太田選手が倒れたのですが、松田選手にとっては少し厳しかったかも。2-0。

 80分、グルージャ陣内ペナ外中央でボールを受けた井出選手がドリブル突破を図ると、田中憧選手が足をかけてしまいガンバがFK獲得。井出選手のキックはグルージャの壁の下を抜け、GK小泉選手の手をすり抜けゴール。いかにも壁の下を狙いそうなシチュエーションだったので、小泉選手からのコーチングは欲しかったところ。2-1。

 グルージャは試合終了間際のガンバの攻勢を何とか跳ね返し続け、試合終了。2-1で今季開幕戦の雪辱を果たし、北上総合運動公園でのJ3初勝利を上げました。

 

選手の評価

 MOMはJ3初ゴールとなった先制点を上げた小谷選手。何度も効果的なパスを通し試合のリズムを作り、先制点を上げた場面では素晴らしいポジショニングで宮市選手のポストプレーを引出し、落ち着いて決めてくれました。

 今季開幕後の5月からグルージャに加入した小谷選手ですが、今ではすっかりグルージャの主役に収まりました。現在のグルージャにおいて彼の不在は考えられないほどです。

 

 小泉選手はこの試合がプロ公式戦初先発となりましたが、落ち着いたプレーぶりで見事に大役をこなしました。身長192cmのアドバンテージは予想通りの迫力があり、今後の小泉選手が出場する試合は、相手セットプレー時のDF負担は多少減るような気がしました。もう少し早く加入してもらい、SC相模原戦で見たかった。

 

総評

 気温30℃を超えるピッチコンディションを考慮し、グルージャは90分を通したペース配分にはかなり気を使って試合に臨んだようでした。いつもの相手最終ラインへの積極的なプレスは控え目に、ショートパスを繋いで無駄な走りはせず、機を見て裏を狙うプラン。ある程度ガンバにボールを持たれることも、想定の範囲内だったでしょう。

 先制点は2016シーズンの神川監督時代のグルージャを思い起こさせる、素早いショートパスを連続させた攻撃で、今季グルージャとしては新しい得点パターンでした。シーズン半ばでこのような攻撃パターンが生まれたことは、非常にポジティブなトピックスを言えるでしょう。

 小泉選手が無難なプレーぶりで、グルージャでの初先発をこなしたこともサポーターにとっては嬉しいニュース。今後は小泉選手と中島選手の熾烈な先発争いがシーズン最後まで続くと思われますが、お互いを高め合うライバル同士としてグルージャの総合力を押し上げて欲しいと思います。

 

 非常に良い形で北上総合運動公園でのJ3初勝利、ガンバU-23からの初勝利を飾り、気分良く1か月間のリーグ中断期間に入ることが出来ました。この1か月で更にチームの質を高め、少しでも上の順位で今季をフィニッシュ出来るようにして頂きたいものです。