グルージャ戦記

Jリーグのフットボールクラブである、いわてグルージャ盛岡について妄想を垂れ流すブログ(非公式)

マッチプレビュー J3リーグ第34節 AC長野パルセイロ vs グルージャ盛岡

 前節はグルージャの試合はありませんでしたが、J2昇格チームが全て決定し(琉球、鹿児島が昇格)、来季のJ3クラブも確定(J2から熊本、讃岐が降格、JFLから八戸が昇格)しました。

 そのためJ3最終節は多少の順位変動の可能性こそあれ、やや盛り上がりに欠ける印象となってしまいました。ですが、どのチームも現在の選手・スタッフで戦うのは今日で最後。

 グルージャにおいても田中舜選手、高柳選手の引退、今関選手、田中憧選手、谷村選手、益子選手の契約満了が発表されています。2018シーズンのチームを目に焼き付け、選手たちに感謝の気持ちを込めて応援し、それぞれの新たな未来に送り出したいものです。

 

 グルージャの最終節の相手はAC長野パルセイログルージャは今季目標の「勝ち点40」達成に向け、「勝ち点3」を長野Uスタジアムから持ち帰られるのか。勝ってハッピーエンドで2018シーズンのグルージャを締めくくりましょう。

 

過去対戦成績

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 今季6月のホーム戦は監督交代したばかりのパルセイロとの対戦でしたが、グルージャがまさかの3-0の完勝。2016シーズンのアウェイ戦からグルージャは敗け無しなので、クラブの格を考えるとグルージャにとってパルセイロは相性が良い相手となりつつあります。

 

直近公式戦試合結果

AC長野パルセイロ(9位 10勝11分10敗 勝ち点:41 得点:39

失点:36)

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 J2昇格を目標にしていたパルセイロにとって、今季は不本意と言えるシーズンとなりました。監督が浅野監督から阪倉監督に交代しても、それほど流れを変えることは出来ず。2014シーズンから2位→3位→3位→5位と年々順位は下降線をたどり、今季は現時点で9位。さぞかしサポーターはストレスを溜めていることと想像します。

 しかしここ5試合は3勝1分1敗と調子はまずまず。ホーム最終戦に勝って一つでも順位を上げ、契約満了となる勝又選手達を送り出したいところでしょう。

 

グルージャ盛岡(12位 11勝4分16敗 勝ち点:37 得点:40

失点:56)

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 グルージャは3連敗の後に2連勝。2連勝は試合内容も良く、エース谷口海斗選手は14ゴールを挙げゴールを挙げクラブ記録を更新。目標の勝ち点40を達成するためのお膳立ては万全に見えます。

 

予想フォーメーション

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 パルセイロは前節から右SBを三上選手に変更と予想。

 パルセイロの注目選手は、ドリブル、シュート、パスに非凡なセンスを感じさせる、現日本代表の堂安律選手(FCフローニンゲン)の実弟、堂安憂選手。

 

 グルージャは前節途中出場だった宮市選手をCFで先発予想。更に今節出場停止の田中舜選手に代わる左CBの先発を稲森選手で予想しました。

 チーム内得点王の谷口選手はここ2試合、途中出場で結果を出しているので、今節も後半からの出場と予想。谷村選手などの契約満了が発表された選手の出場は果たしてあるのか…。

 

試合予想

 6月の対戦ではグルージャが予想外の大勝。パルセイロの監督交代直後の試合で阪倉監督の戦術が浸透しきっていない中で、グルージャのカウンターが見事にハマった試合だったため、それほど参考にはならないでしょう。

 以前に比べると最近のパルセイロの攻守の切り替えは早くなっているように見えるので、前回のように守備ブロックが整うまでに決め切るようなことは簡単では無いでしょう。

 ガイナーレ鳥取戦での失点を見ると、サイド裏に抜けてクロスのような幅をとった攻撃が有効のように見えます。白石選手の活躍に期待。

 パルセイロの最大の武器はセットプレー。毎試合何かしらトリッキーな仕込みを入れてくるので、注意が必要です。

 

 全前節のセレッソ大阪U-23戦では、これまでに無かった後半早々での2枚代えやフォーメーション変更で勝利を引き寄せた菊池監督ですが、今節も何かしらの策を見せてくれるのか、期待したいです。菊池監督の来季の去就は不明ですが、2018シーズンのグルージャの集大成、菊池監督の2年間の集大成を見せて頂きたいと思います。

 VAMOS、グルージャ