グルージャ戦記

Jリーグのフットボールクラブである、いわてグルージャ盛岡について妄想を垂れ流すブログ(非公式)

U-23日本代表とグルージャ盛岡

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 日本時間の昨日から今日にかけて行われた、オリンピックアジア最終予選の準々決勝、日本VSイランの試合は本当に痺れました。90分間終わって0-0で決着がつかず延長戦となり、豊川選手、中島選手のゴールで何とか3-0で日本代表が勝つことが出来ました。

 私も深夜テレビ観戦しておりましたが、チャンス、ピンチで思わず声が出る白熱した試合でした。

 さて現在のU-23日本代表には、グルージャ所属選手ともゆかりがある選手が何名かいますので、紹介していきたいと思います。

 

 まず最初は、今回代表で唯一の現役大学生であり、イラン戦の1点目をアシストした右SBの室屋成選手(明治大学)。明治大学ではもちろん神川監督の薫陶をうけている選手であり、明治大学からグルージャに新加入した鈴木達也選手とは、同じポジションを争う関係でした。右SBとして安定した守備を行い、イラン戦のアシストを見ての通り、左足でもあれだけの精度のクロスを上げられる選手ですから、鈴木選手の大学公式戦出場時間が短くなるのも無理はありません。

 次にグループリーグ1戦目の北朝鮮戦で、植田選手にCKでドンピシャのアシストをして決勝点を演出した左SB山中亮輔選手(柏レイソル)。山中選手は、鈴木達也選手柏レイソルユースの同期の関係です。柏ユースでは山中選手、鈴木選手の2学年先輩に、グルージャと再契約した豊嶋邑作選手がおり、2人とも一緒にプレーしております。U-23代表の中心選手2人と直接の関係を持つ鈴木選手は、かなり入り込んでオリンピック予選を見ていることでしょう。

 今オフ、期限付き移籍町田ゼルビアからグルージャに加入した垣根拓也選手は、京都サンガF.C.U-18時代に、2学年後輩の原川力選手(川崎フロンターレ)、久保裕也選手(ヤングボーイズ)とプレーを共にしております。原川選手は今回代表ではボランチとして守備の要となっておりますし、久保選手はタイ戦で2得点を決める活躍でした。

 また、グルージャの10番、谷村憲一選手は年代別日本代表に選ばれた経験があるので、現在のU-23代表メンバーの何人かとも一緒にプレーしているはずです。調べられた範囲では、AFC U-19選手権2014 予選グループにおいて、今回の代表の中では南野拓実選手(ザルツブルグと共ににメンバーに選ばれております。更に谷村選手は、2014シーズンのJ3では3試合だけJリーグ・アンダー22選抜として出場しており、今回代表メンバーの原川力選手(川崎フロンターレ)、今回代表では控えGKの牲川歩見選手(サガン鳥栖とプレーを共にしております。谷村選手は年代別とはいえ代表に選ばれた経験があるだけに、鈴木選手とはまた違った感慨で、オリンピック予選を見ているのではないでしょうか。

 上記は同じチームに所属した経験を、調べられる範囲で調べただけですので、漏れがあるかもしれません。対戦経歴となればもっと膨大な履歴になるでしょう。

 また、2016シーズンのJ3は2ndチーム(ガンバ大阪FC東京セレッソ大阪)の参戦がありますが、今回代表の中では中島翔哉選手(FC東京出口陽介選手(ガンバ大阪がJ3で戦う可能性があります。中島選手はイラン戦の活躍を見ると、さすがにトップチーム登録かなと思います。井手口選手もサウジアラビア戦ではMVP級の活躍でしたが、ガンバ大阪の層の厚さを考えるとJ3で戦う可能性はあるのではないでしょうか。

 グルージャも、日本代表選手と同じチームでプレーした選手が複数名在籍するようなクラブになってきました。グルージャはJリーグのクラブとして着実に変化してきています。

 U-23日本代表のオリンピック出場切符がかかる準決勝は、1月26日(火)22:30キックオフです。ぜひみんなで応援しましょう。