グルージャ戦記

Jリーグのフットボールクラブである、いわてグルージャ盛岡について妄想を垂れ流すブログ(非公式)

2016シーズンJ3クラブ戦力分析 FC琉球編

 一昨日の日曜日でグルージャ盛岡トップチームのキャンプは全て終了し、昨日はクールダウン中心の軽いメニューを行ったと思われます。本日はオフとなり、明日からリーグ開幕までは紫波フットボールセンター中心に練習が行われるようです。選手たちにはしっかり休んで開幕に向け体調を整えて欲しいです。

 ようやく先が見えてきた戦力分析シリーズ。今日はFC琉球編。 

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  2014年度のJ3リーグのクラブ決算資料を見ると、FC琉球のチーム人件費はグルージャと同じ位のレベルのようですね。スポンサーや集客に苦労している点でも、グルージャと状況は似ているクラブだと思います。今オフは大量に選手を入れ替え、若い選手主体のチームとなったFC琉球ですが、恐らくJ3ライセンスを維持するための財務上の制約もあったものと推察します。新監督に金鍾成キム・ジョンソン)氏を迎え、J2昇格に向け、今季から巻き返しを計りたいところです。

 以下、FC琉球の昨季の成績、今季の選手一覧、予想フォーメーションです。選手一覧に記載の記録は、2015シーズンのJリーグ、JFLのみです。

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 選手はかなり入れ替わりました。特に守備陣は、GK今野選手以外全員入れ替わったと言っていいでしょう。1月に行われたニューイヤーカップ沖縄ラウンドでは、かなり新卒者を抜擢して使っていましたが、FC東京ヴェルディコンサドーレ札幌を相手に互角以上の戦いを見せていたのは驚きでした。

 私の注目は、今季はトップ下でチームの核となるであろう富所選手です。ニューイヤーカップでも、素晴らしい動きを見せていました。

 新加入ブラジル人選手がどれだけ働いてくれるかも、チームの浮沈に大きく関わってくるでしょう。

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 ニューイヤーカップやTRMでは、主に4-2-3-1のフォーメーションだったようです。

 大変失礼ながら、どう見てもDF陣はグルージャ並みかそれ以下の布陣だと思うのですが、これまでのTRM結果を見てもそれほど守備が崩れた様子は無いですね。金監督の手腕も相当なものだと思います。

  昨季のグルージャとの戦績は1勝1分1敗の五分でした。昨季は薩川監督がイケイケ気味の監督だったせいもあり、オープンな展開になることが多かったようですが、恐らく金監督も守備陣が手薄なこともあり、攻撃的なサッカーをしてくると予想します。昨季とは全く違うチームになったグルージャとはどんな内容の試合になるか、非常に楽しみです。