グルージャ戦記

Jリーグのフットボールクラブである、いわてグルージャ盛岡について妄想を垂れ流すブログ(非公式)

天皇杯全日本サッカー選手権大会 岩手県代表の戦績-1回戦ヲ突破セヨ!-

 J3リーグは第20節を終了し、9月11日開催の第21節まで約1か月間の小休止に入りました。成績の良かったチームも悪かったチームも、この1ヶ月で仕切り直してリーグ戦ラストスパートに備えることになります。

 グルージャの選手たちには、待望の夏休み(8月9日~14日)が与えられました。選手の皆さん、しっかり休んで鋭気を養って下さい。

 さて、このJ3リーグ小休止期間には重要なイベントが控えております。

 それはもちろん、日本最大のサッカープロアマカップ戦、天皇杯全日本サッカー選手権大会(以下天皇杯)。

 

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  これまで神川監督を始めとするグルージャ側から、天皇杯についての言及が無いことについて、少し物足りなく感じておりました。神川監督は今季のトップチームの目標に、「リーグ戦7位」と「いわて国体優勝」を掲げておりますが、天皇杯1回戦突破」も、グルージャに与えられた重要な使命では無いでしょうか。 

 ここで天皇杯における岩手県代表チームの戦績を、地区代表枠が47都道府県から1チーム選出される方式となった第76回大会から纏めてみました。

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 よくもここまで…という位の負けっぷり。辛うじて第88回、第90回大会でグルージャが地方大学から貴重な白星を上げていますが、20年間ほぼ全敗の歴史だったと言って過言ではありません。

 岩手県代表のあまりの弱さに、サッカー協会の温情として、最近では1回戦の殆どが岩手県ホーム開催になっております(実際のところ、会場はどうやって決めているんでしょうね)。

 当然の如く、最近はグルージャがほぼ固定の岩手県代表の立場なのですが、2010年(第90回)以降、1回戦突破が出来ずに今日に至っています。

 残念だったのは2014年(第94回)の浦安SC戦(現ブリオベッカ浦安)。浦安SCは当時地域リーグのクラブでしたから(現在ブリオベッカ浦安JFL所属)、私は1回戦は確実に突破出来るものと思い、2回戦に予定されていた浦和レッズ戦を楽しみにしていました。が、グルージャは負の歴史を止めることが出来ず、貴重な全国区への露出機会も逃してしまいました。

 今季こそ、グルージャの力で岩手県のサッカーの歴史を変えようじゃありませんか!

 

 但し、まだグルージャ天皇杯岩手県代表チームに決定した訳ではありません。8月21日に行われる岩手県サッカー選手権大会決勝戦、グルージャ盛岡vs岩手大学に勝てば、晴れて天皇杯岩手県代表となります。

 そして岩手県代表は8月28日に岩手県営運動公園陸上競技場で、天皇杯1回戦として東京都代表と戦うことが決定しております。

【試合情報】【チーム】第66回岩手県サッカー選手権大会について | グルージャ盛岡 オフィシャルサイト

 ちなみに東京都代表チームも、8月21日に行われる東京都サッカートーナメント決勝戦で決定します(現在の勝ち残りは、日立ビルシステム明治学院大学東京武蔵野シティFC早稲田大学)。

 そして…ここからが重要なところですが、本戦1回戦で東京都代表に勝てば…、2回戦(9月3日)でJ1のベガルタ仙台と対戦出来るのです!

日程・結果 | 第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会||JFA|日本サッカー協会

 過去において、グルージャがJ1クラブのトップチームと公式戦で対戦したことは無いのではないでしょうか。正直、ジャイアントキリングを起こすことは難しいでしょうが、現在のグルージャがJ1のトップチームにどこまで通用するのか、非常に興味があります。この対戦はぜひとも実現させなければいけません。

  まずは21日の岩大戦に勝つこと。しかも現在のグルージャの立ち位置を考えれば、圧倒的な差を見せつけた勝利でなければなりません。

 天皇杯については、日程が近づいたらまた記事にしていきたいと思います。