グルージャ戦記

Jリーグのフットボールクラブである、いわてグルージャ盛岡について妄想を垂れ流すブログ(非公式)

マッチレビュー J3リーグ第21節 グルージャ盛岡 vs FC東京U-23

 残念ながらグルージャ盛岡は、J3リーグ再開初戦となったFC東京U-23戦を白星で飾ることが出来ませんでした。しかし、この引き分けでリーグ戦7試合負け無し。天皇杯予選、1回戦、2回戦含めると10試合負け無しとなりました。グルージャの勢いは、まだ持続しているようです。

 私は現地観戦していないので、以下スカパーのJ3リーグハイライトを見たまとめです。

 

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 FC東京U-23は、スタメンオーバーエイジ枠にバーンズ選手、林選手、水沼選手、圍選手を起用。これらの選手に加え、野澤選手と小川選手はJ1の試合に出場しておかしくないレベルの選手なので、前回対戦時同様、選手の個の強さは相当なチームになっています。因みに鈴木喜選手、岡崎選手、岡庭選手は現役高校生の選手。

 グルージャは予想通り、天皇杯2回戦と同じスタメン。

 4分、FC東京陣内で柳選手のパスをカットした梅内選手が、ミドルシュート。枠に入った良いシュートでしたが、圍選手がナイスセーブ。更にこぼれ球を梅内選手がシュートしますが、これはホームラン。

 11分、安楽選手が左サイドをドリブルで上がり、グラウンダークロス。梅内選手が相手GKと交錯しながらも、ゴールにボールを押し込みました。グルージャ先制で1-0。

 24分、バーンズ選手がドリブルで上がり、ハーフウェイライン付近から林容平選手へパス。林選手もドリブルからペナ前でフェイントの後、シュート。ボールは鈴木達選手に当たってコースが変わり、ゴール左に入ります。これは土井康選手はノーチャンス。しかし林容平選手には2人(畑本選手、鈴木達選手)ついていたので、シュートは打たせたく無かったですね。これで1-1の同点。前半終了。

 50分、右サイドからの水沼選手のFKに、フリーだった林容平選手が頭で合わせるも、ボールはクロスバーの上へ。絶好の場面だっただけに、林選手は照れ笑い。

 ?分、グルージャの波状攻撃。牛之濱選手が右サイドをドリブルで上がりクロス。柳選手が足を出し跳ね返したボールを鈴木達選手がシュートするも、GK圍選手がナイスセーブ。こぼれたボールを更に安楽選手がシュートするも、岡庭選手がブロック。

 83分、グルージャのCKのこぼれ球を途中出場の平岡選手がドリブルでグルージャペナ前まで持ち込み、シュート。守備は鈴木達選手とGKのみでしたが、これは土井康選手が正面でキャッチ。ここからの切り替えの速さがグルージャの真骨頂。キャッチしたボールを、土井康選手はすぐに益子選手にスロー。益子選手はFC東京の最終ライン裏を狙い、ロングパス。梅内選手が胸トラップからシュートしますが、またも圍選手がナイスセーブ。

 このまま1-1の同点で試合終了。

 

 全体的には押された時間が多かったようなので、引き分けで良しとするのか…、いくつかの決定機を決めきれていれば…という想いもありつつ、評価が難しいところではあります。最近の負け無しに加え、ベガルタ仙台にガチンコで勝ったという事実が、無意識に我々の満足ハードルを高くしているようです。

 グルージャはこの試合結果で勝ち点1を加え、順位は12位に上がりました。残り9試合でどこまで順位を上げられるのか。目標の7位目指して、1試合づつ積み重ねていきましょう。

 

 この日の目玉企画だった選手の写真カード付き福田パン無料配布は、大好評だったようです。こうした試みは直接サポーターの満足度に繋がってくるので、どんどんトライして欲しいです。福田パンさん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。これからは、帰省時には必ず福田パン1個は食べるようにします。

 このような企画ががいわスタへの集客に結び付いてくれると良いのですが…この日の入場者数は1,102人…。9月3日の天皇杯2回戦『ユアスタ歓喜』を目撃してしまった後では、少し物足りない数字に感じてしまいます。期初に掲げた平均入場者数目標の「2,000人」は到底無理な数字になっていますが、トップチームに勢いがある今こそ、サポーターを増やしたいのですが…。

 

 さて19日の第22節FC琉球戦からは、グルージャの地獄の連戦が始まります。いわて国体を決勝まで勝ち上がると仮定すると、3週間でリーグ戦、天皇杯、国体で計8試合をこなすという、とんでもないハードスケジュールになります。選手たちが怪我無く、それぞれの試合で結果を出してくれることを願います。

 

 シーズンも終わりが見えてきましたが、サポーターは「勝利」をシリアスに求めながらも、楽しくやっていくのが良いと思います。来季のクラブがどうなるのかは分かりませんが、サポーターがスタジアムを楽しく賑やかにしていけば、グルージャの状況は良い方向に転がっていくと、私は楽観視しています。シリアスになり過ぎず、それぞれが出来る範囲で、グルージャをサポートしていければ、と思っています。私も出来る範囲で、僭越ながら当分は非公式書記として、グルージャの冒険譚をブログに記していくつもりです。

 『雨ニモマケズ 風ニモマケズ

  突キススメ グルージャモリオカ!』