グルージャ戦記

Jリーグのフットボールクラブである、いわてグルージャ盛岡について妄想を垂れ流すブログ(非公式)

マッチプレビュー J3リーグ第26節 大分トリニータ vs グルージャ盛岡

 プレビューの前に、最近の気になるトピックスから。グルージャ盛岡は早くも来季に向けた動きを見せました。

 こういう動きは、もちろん遅いよりは早い方が良い。非常に結構なことですが、気になるのはセレクションの開催場所。神川監督の古巣の八重山グラウンドで開催するということは、神川監督は続投ということになるのでしょうか。

 

 今季も残り僅かとなり、「引退」「移籍」「退任」などの言葉がチラつくようになってきました。昨季は最終節前に鳴尾前監督の退任と神川監督の就任が発表されましたが、今季も監督人事は最終節前に発表されるのでしょうか。

 監督に関しては、私ももやもやした中で思うところはありますが、その辺りは今季終了後に述べるつもりです。J3ライセンスがどう転ぼうとも、来季監督が誰であろうとも関係なく、今季残り5試合に集中してグルージャを応援していきたいと思います。

 

 さて前節SC相模原戦の大量得点勝利の勢いで、対戦相手が強豪ぞろいの残り試合でも勝ち点を重ねたいグルージャ。今節はアウェイでの大分トリニータ戦です。

 前回のホームでの対戦は私は現地観戦していませんでしたが、土井康平選手の珍しいミスによる失点と、鈴木達也選手のJリーグ初ゴールで同点に追いついた、印象深い試合でした。

 現在、大分は首位の栃木と勝ち点差5の2位。3位の鹿児島とは勝ち点差が無い状況ですから、今がまさにJ2昇格の正念場。今節も相当なテンションで臨んでくるものと思われます。

f:id:zenbuddhist:20161023064005j:plain

 大分は前節控えにも入っていなかった三平選手を2トップの一角の先発で予想。

 グルージャは2トップをどうするか。谷口選手がCFにいたほうが、攻撃、守備ともに機能することは最近の数試合で明らかになったと思うのですが、谷口選手のコンディションも含めて神川監督がどう判断してくるか…。

 ダイジェスト映像で見る限りですが、大分は相手DF裏を狙った長目のパスを多用してくる印象。ショートパスで繋げることも、ドリブル突破することも出来るクオリティの高い選手が多くいますが、プレッシャーがかかる中でも勝ち点を確実に取ろうという姿勢が見て取れる気がします。

 グルージャは恐らく防戦になることが多いと思いますので、CBの2人と土井康平選手には、前回の対戦で学習したことも踏まえ、存分に働いて頂きたいです。

 

 大分は残りの1戦1戦に昇格がかかっていますので、今節も大分銀行ドームには大観衆が集まることでしょう。恐らく8,000人位にはなると思います。グルージャ史上、最多観客数で行う試合になるのではないでしょうか。圧倒的なアウェイの環境で試合が出来るのも、Jリーグにいればこそ。選手たちには貴重な経験となるでしょう。

 J3における巨象、大分トリニータに対し、来季J3にいるかどうかも怪しいJリーグ弱小クラブが一撃を食らわすことが出来るか。グルージャに失うものは無いので、今季の成果を存分に発揮して欲しいです。

 私は現地観戦には行きませんが、現地に行かれるグルージャサポーターの皆さん、よろしくお願いします。