グルージャ戦記

Jリーグのフットボールクラブである、いわてグルージャ盛岡について妄想を垂れ流すブログ(非公式)

マッチプレビュー J3リーグ第29節 ギラヴァンツ北九州 vs グルージャ盛岡

 今季のグルージャも残すところあと5試合。

 前節の敗戦でグルージャのリーグ順位は13位まで落ちてしまいましたが、グルージャは進化し続けています。今季のグルージャがどのような形でフィナーレを迎えるのか、グルージャ戦記は最終戦までグルージャを追いかけていきます。

 本日、28日はアウェイ、ミクニワールドスタジアム北九州ギラヴァンツ北九州との対戦です。 

 

過去対戦成績

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 初対戦となった昨季は2試合ともグルージャが大敗しましたが、今季6月のホーム戦では3バックを採用してから初の勝利、しかも今季初の完封勝利となりました。

 

直近公式戦試合結果

ギラヴァンツ北九州(17位 5勝7分14敗 勝ち点:22 得点:18 失点:35)

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 今季終盤の段階で、ギラヴァンツ北九州がリーグ最下位にいることを誰が予想出来たでしょうか。6月の監督交代で一度は調子を持ち直したものの、ここ6試合は勝ち星がありません。ダヴィ選手、池元選手、フェホ選手など実績のあるFW陣を擁するも、リーグ一のゴール数の少なさ(18ゴール)は深刻。ここ3試合では無得点が続いており、攻撃陣の奮起が望まれています。

 

グルージャ盛岡(13位 9勝4分14敗 勝ち点:31 得点:34 失点:49)

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 前節の鹿児島ユナイテッド戦は、9月のアスルクラロ沼津戦以来となる無得点に終わりましたが、攻撃の形は相変わらず作れており得点の期待は出来そう。グルージャ最終ラインの守備の精度は徐々に上がっているだけに、前節のようなセットプレーからの失点は何としてもこらえ、勝ち点を奪っていきたいところです。

 

予想フォーメーション

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 (この記事は10/28 12:00のメンバー発表以降に書いております。)

 3試合連続無得点を受け、ギラヴァンツはCF2名を前節から入れ替え。前田選手と佐藤選手という若いFWを先発に入れてきました。ダヴィ選手、池元選手がベンチにもいないのにはびっくり。

 

 グルージャは前節からCB1名を入れ替え。右CBを河津選手から田中舜選手に変更。田中舜選手は9月2日のブラウブリッツ秋田戦以来の出場。

 驚いたのはベンチメンバー。5月18日に練習中の右足アキレス腱断裂により長期離脱していたGK土井康平選手がまさかのベンチ入り。全治7か月間と発表されていたことを考えると驚愕の回復力。

 

試合予想

   時間が無いので手短に。

 今季6月の対戦こそ初勝利したものの、昨季のギラヴァンツとの対戦は2つとも大敗しているので、ギラヴァンツの今季最下位という事実が今一つピンときません。

 データを見るとギラヴァンツで注意すべきはクロスとセットプレー。

 前節の鹿児島ユナイテッドのように、ギラヴァンツは「カウンターでサイドの裏にボールを入れてクロス」を基本攻撃とするでしょう。とにかくフリーでギラヴァンツにクロスを上げさせないことです。

 前節でのグルージャは概ね最終ラインの統率が出来ており、サイドでのWB、CHのマークの受け渡しも良好でした。ギラヴァンツと同じフォーメーションである鹿児島ユナイテッドとの対戦経験は今節に生きるはず。

 

  ギラヴァンツグルージャ同様、セットプレーからの失点が多い(セットプレー直接:2失点、セットプレーから:13失点)ので、どちらが勝つにせよセットプレー一発で試合が決まる可能性が大いにあります。グルージャとしては、前節の鹿児島ユナイテッド戦の逆をやりたいですね。白石選手のキックに期待しましょう。そしてギラヴァンツの浦田選手のプレースキックには要注意。

 

 残り5試合で、目標の「勝ち点40」まではあと勝ち点を「9」積み上げなければなりません。相手を下に見ている訳ではありませんが、客観的に見れば最下位相手の今節が「勝ち点3」の取り所でしょう。

 前節の惜敗からグルージャがどのように持ち直してくるのか。大いに期待したいと思います。VAMOS、グルージャ