マッチプレビュー Ｊ３リーグ第１節 カマタマーレ讃岐 vs グルージャ盛岡

　今季は今までより頻度が少なくなるかもしれませんが、ＤＡＺＮ又は現地で観戦したグルージャ戦は、可能な限り記事にしていきたいと思います。 

 　本日行われる、いわてグルージャ盛岡の２０１９シーズン開幕戦。グルージャの相手はＪ３に初降格となったカマタマーレ讃岐です。

過去対戦成績

　この２チームは２００８シーズンと２０１０シーズンの全国地域決勝大会でニアミスしていたのですが（２０１０シーズン大会ではカマタマーレが優勝しＪＦＬへ昇格）、どちらの大会でもグループリーグが異なっていたため対戦は無し。少なくとも公式戦で相まみえるのは今回が初めてになるようです。

予想フォーメーション

　グルージャはおなじみの３－４－２－１と予想。各ポジションとも実力が拮抗したポジション争いを繰り広げているので、先発選手の予想は結構難しい。

　因みに各蝶体でグルージャの注目選手とされている、昨季１５ゴールをマークした谷口海斗選手は後半からの出場と予想。

　カマタマーレサポーターには申し訳ありませんが、カマタマーレの試合は殆ど見たことがなく、選手のことも殆ど知りません。よってＪリーグ公式サイトのプレビュー記事を参考に（フォーメーションは４－１－４－１の可能性が高いとのこと）、適当に選手を当てはめてみました。全く違っていたら鼻で笑って流して下さい。

試合予想

 　昨季のカマタマーレは４－４－２、４－２－３－１のフォーメーションが多く、堅守速攻のチームだったようですが、上村新監督はポゼッション重視の攻撃スタイルを標榜しているようです。

 　お互いの出方が不透明な開幕戦なので試合展開の予想は難しいですが、一般的なことをいくつか。

   グルージャが採用するであろう３－４－２－１に対して、カマタマーレが本当に４－１－４－１のフォーメーションをぶつけてくるのならグルージャにとっては厄介。

　３－４－２－１に対して４－１－４－１側はサイドにおける２対１の数的優位に加え、１ボランチの動きにより中盤で数的優位性を作りやすく、ただでさえポゼッション志向のカマタマーレにはボールを握られる展開になるでしょうから、グルージャが中盤で殆ど前を向いてプレー出来なくなる可能性もあり得ます。カマタマーレのボランチ（永田選手？）とグルージャのシャドウ（嫁阪選手？薮内選手?）の動きに注目したいと思います。

　グルージャ側にポジティブな見方としては、今季から指揮を執りチームの方向性を大きく変更した（らしい）上村監督に対して、菊池監督は今季がグルージャ３季目。普通に考えれば、監督が求めるサッカーの成熟度には差が出る気がします。

　また本日の試合が行われるＰｉｋａｒａスタジアム（丸亀市内）の天気予報は本降りの雨。濡れたピッチによりパスを繋ぎにくい状況は、ポゼッションよりカウンターに重きを置くグルージャに有利に働くものと思われます。

　ロングボールが多くなる展開が予想されますので、グルージャのＯＨ、ＷＢにはＣＦが落としたボールを拾いまくり、遠めからでも積極的にシュートを打って頂きたいです。

　Ｊ２で５シーズンの間プレーしてきたカマタマーレが格の違いを見せつけ、グルージャを踏みつぶすのか。グルージャがカマタマーレに『魔境』Ｊ３の洗礼を浴びせるのか。グルージャはＪ３では開幕戦に一度も勝利したことはありませんが、さてどうなりますか。

　これから９か月間続く今シーズンに期待を持たせてくれる結果と内容を、グルージャには期待しています。ＶＡＭＯＳ、グルージャ。