グルージャ戦記

Jリーグのフットボールクラブである、いわてグルージャ盛岡について妄想を垂れ流すブログ(非公式)

マッチプレビュー 天皇杯1回戦 いわてグルージャ盛岡 vs 山梨学院大学ペガサス

 本日は天皇杯1回戦、いわてグルージャ盛岡vs山梨学院大学ペガサスがグルージャのホームいわぎんスタジアムで行われます。

 今月12日に行われた岩手県予選決勝はガンジュ岩手とのダービーとなりましたが、ガンジュにあわやというところまで追い詰められたものの、何とか3-2で勝利し天皇杯本戦にたどり着きました。

 今年は1回戦に勝利すれば、2回戦ではJ2の柏レイソルと対戦することが出来ます。柏レイソルユース出身の鈴木達也選手、麦倉捺木選手は何としても1回戦を勝ち抜け、日立台三協フロンテア柏スタジアム)のピッチに立ちたいと並々ならぬモチベーションでいることでしょう。

 グルージャ天皇杯というと、2016年のベガルタ仙台戦での勝利が記憶に新しいところですが、今年のグルージャはどこまで進んでくれるのか。非常に楽しみです。

 

岩手県代表の天皇杯成績(第76回大会~)

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 グルージャは今年で12年連続岩手県代表としての本戦出場。

 昨年の天皇杯は、関東大学リーグの雄であり多くの選手をJリーグ・社会人リーグに輩出してきた流通経済大学に1回戦で敗退。

 今年も1回戦は大学チームとの対戦になりましたが、今年はぜひとも格上のJクラブチームとの対戦まではこぎつけて欲しいものです。

 

直近公式戦試合結果

いわてグルージャ盛岡岩手県代表)

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 残念ながら現在調子は下降気味のグルージャ。J3リーグは4勝1分4敗と何とか五分の成績を保ってはいるものの、対戦相手にはスカウティングされ的確に弱点をつかれる場面が多くなっています。 

 目標のリーグ勝ち点50を達成するためには、この辺が最初の堪え所でしょう。

 

山梨学院大学ペガサス(山梨県代表)

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 ペガサスは山梨学院大学の実質的な2軍チーム。所属する山梨県1部リーグはまだ始まったばかりですが、天皇杯県予選を含めると今季公式戦ではここまで全勝で来ています。

 昨年1回戦で対戦した流通経済大学と比べると格下のチームではありますが、全く油断出来ない相手です。

 

予想フォーメーション

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 グルージャは先週行われたJ3第9節セレッソU-23戦のスタメンから、ボランチを江頭選手→嫁阪選手に変更したスタメンの3-4-2-1で予想。

 ペガサスは12日の天皇杯県予選決勝戦と同じスタメンの4-2-3-1で予想。

 

試合予想

 山梨県予選決勝戦を見た限り、ペガサスはややポゼッション寄りのオーソドックスな4-2-3-1のチーム。トップ下の#10塚田選手がボールを散らし、SH・SBによるサイド攻撃がメインパターン。

 特に右SHの#15岡田選手は良いクロスを持っており、グルージャにとっては彼のクロスの機会をいかに減らせるかが大きなポイント。岡田選手とマッチアップする左WB麦倉選手の守備の不安定さはペガサスもチェック済みでしょうから、執拗に右サイド(グルージャの左サイド)裏を突いてくるでしょう。WB・ボランチへのコーチングも含め左CB深井選手のプレーがカギになると思います。

 最近のグルージャはCBのボール保持時にプレスを掛けられ、繋げられずにボールを奪われるケースが増えております。今日の試合でもペガサスは90分通してではないにせよ、流れを見てハイプレスをかけて来るものと思われます。この問題はCBの個の能力に起因する話なので、ボランチ・GKとの連携でごまかしながら戦っていくしかないでしょう。グルージャとしてはハイプレスを引き剥がし、前線の3人に縦パスが入る展開に持っていきたいところです。ボランチ(嫁阪選手?)のポジショニングに期待しましょう。

 高さ・強さでは間違いなくグルージャの方が上なので、麦倉選手の蹴るCK・相手陣内でのFKはリーグ戦同様ビッグチャンスとなるでしょう。

 

 一般的に一発勝負のトーナメント戦は周囲から格下と見られるチームの方が戦いやすいもの。「格下チーム」は失うものが無くモチベーションMAXで思い切ったプレーが出来るのに対し、「格上チーム」は負けられないプレッシャーからプレーが固くなりがちです。

 そういったプレッシャーに打ち勝ち「3部リーグとは言えさすがプロ」と称えられるようなプレーを、今日のグルージャには期待したいと思います。

 今日の試合に勝利し、7月3日は三協フロンテア柏スタジアムで存分に暴れましょう。VAMOS、グルージャ