畑本時央選手 契約更新
12月16日、久保選手に続き2016シーズンのグルージャの守備の要であった畑本選手の契約更新も発表されました。
畑本時央選手
恐らく、畑本選手にとっては2016シーズンは、忘れることが出来ない、たいへんなシーズンだったのではないでしょうか。
2015シーズンではCBの第3候補としての位置にいた畑本選手ですが、2016シーズンは神川監督のもと、CBスタメンとして抜擢されDFリーダー的な役割を与えられました。しかしチームは失点が多く、なかなか勝ち点を積み上げれない時期が続きました。失点を抑えられない日々が続く中、神川監督の「CB2人(畑本選手、久保選手)とは心中する覚悟」の発言も、かなりのプレッシャーだったと思います。
加えて4月に起こった熊本地震では、畑本選手の地元でも被害があり、試合に集中するのも難しい時期があったのではと思います。
そんな中リーグ28試合、天皇杯3試合に先発出場し、グルージャのDF陣を統率し続けました。畑本選手のミスによる失点もありましたが、肉体、精神ともに最後までよく持ちこたえてくれたと思います。
グルージャにとって、畑本選手と久保選手の契約更新の意味は非常に大きいと私は考えています。
今季のグルージャの失点数(47失点)は多く、その中にはCBが原因の失点も含まれていたことは間違いありませんが、この2人は確実な成長を遂げてくれました。恐らく2017シーズンも、CBはこの2人が軸になると思います。2016シーズンに払った授業料(失点)は、2017シーズンのグルージャの勝利で返していって欲しいものです。
畑本選手、契約更新ありがとうございます。DFリーダーとして、2017シーズンは更なる飛躍を期待しています。