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 グルージャ戦記

Jリーグのフットボールクラブであるグルージャ盛岡について妄想を垂れ流すブログ(非公式)

マッチプレビュー 天皇杯3回戦 グルージャ盛岡 vs Honda FC

 ついに記念すべき天皇杯3回戦の日がやってきました。もちろんユアテックスタジアムで開催される、グルージャ盛岡 vs Honda FCの試合のことです。この試合はたっぷり煽らせて頂きます。

 

 天皇杯において岩手県代表は、1回戦を突破できない時代が続いておりましたが、今季はグルージャが1回戦突破ばかりか、2回戦でJ1のベガルタ仙台を見事に撃破しジャイアントキリング達成。その偉業を再確認すべく、岩手県代表の戦績を再掲載しておきましょう。

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 そして3回戦の相手は、JFLに所属するHonda FC

 Honda FCは1回戦でJ2のFC岐阜を2-1、2回戦で同じくJ2の松本山雅FCを2-1で下すという、連続ジャイアントキリングを達成しての3回戦進出です。

 私個人的には、大サポーター軍団がアウェイを席巻する松本山雅と、グルージャが対峙するところが見てみたかったので少し残念ですが、Honda FCも素晴らしい対戦相手です。

  Honda FCJFLの優勝常連クラブで、Jリーグを目指す他クラブの壁であり続けており、『門番』の愛称で恐れられている存在。

 天皇杯では最近こそ活躍が見られませんでしたが、2007年には準々決勝で、優勝した鹿島アントラーズに惜敗(0-1)するも、アマチュアでありながらベスト8の偉業を成し遂げています。尚、その準々決勝の舞台がユアスタだったため、今回のグルージャ戦は並々ならぬモチベーションで挑んでくるようです。

 

 グルージャは2013年の「全国地域サッカーリーグ決勝大会」で優勝した後、本来なら次年度JFLで戦うところを、飛び級でJ3に入ったため、今までHonda FCとの対戦経験がありませんでした。

 ベタな描写をすると、今回の対戦はHonda FCがJ3で戦うグルージャを追いかけてきて、

「何か忘れていないか?君らがJクラブを名乗るのは、俺達を倒してからだ!」

みたいな構図になっている訳です。

 Jリーグ、JFLにあまり関心が無い方からすれば、上位カテゴリーのJ3クラブに下位カテゴリーのJFLクラブが挑むような構図に見えるかもしれませんが、そう単純なものでもありません。選手の年棒や練習環境は恐らくHonda FCの方がグルージャより上でしょう(選手個々の待遇差はあるでしょうが)。Honda FCJFLで安定した成績を上げており、最近までは選手全員アマチュア(ホンダの正社員)を通していましたが、2014年からはプロ契約選手も在籍していますし、実力・格に関してもJ3クラブに負けていないでしょう。グルージャが勝るのは、『Jリーグ』というステータスだけでは無いでしょうか。

 この試合に関しては、『ジャイアントキリング』という言葉を使うのは似合わないと思います。私は、サッカー界において陽の当たりにくい場所にいる選手たちが、お互いのプライドを賭けて戦う試合、と位置付けています。

 

 スタメン予想は以下の通り。どちらのチームの練習も見ていないので、根拠は全くありません。

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 Honda FCは、リーグ前節ソニー仙台戦のスタメンで予想しました。因みにエルゴラッソの予想は、2回戦松本山雅戦と同じCFに原田選手、トップ下(セカンドトップ)に香川選手、左SHに大町選手の予想。余談ですが、エルゴラッソグルージャのフォーメーション図が掲載されるのは、初めてのことでは無いでしょうか。これを見るだけで気分がアガりますよね。

 グルージャ天皇杯2回戦ベガルタ戦と同じスタメンで予想。

 Honda FCは、松本山雅戦、ソニー仙台戦を見る限り、パスを細かく繋ぐスタイルのサッカーをします。グルージャと違って速さはそれほど無く、ポゼッションするタイプなので、J3で言うと藤枝MYFCやガンバU-23に近い感じでしょうか。

 Hondaの注目選手は、松本山雅戦、ソニー仙台戦でゴールを決めている原田選手。身長159cmの体であらゆる場所に顔を出し、得点感覚に優れた選手です。

 グルージャとしては、ボールの奪い所をはっきりさせてプレスをかけ、相手中盤に余裕をもってパスを廻させないようにしたいところ。奪ったら長短織り交ぜ、もはや専売特許になった縦パスへ。当然、三原則(運動量、球際、切り替え)で負けることは許されません。

 Honda FCグルージャ同様、先日のソニー仙台戦(1-2で負け)で連続無敗記録(13試合)がストップしてしまいましたが、この試合の失点は2つともセットプレー絡みであり、あまり空中戦も得意そうでは無いので、グルージャにとって攻撃時のセットプレーは、ポイントかもしれません。

 またグルージャは今週月曜日にリーグ戦を行い、中2日の非常に厳しい日程ですが(Honda FCは中3日)、それは絶対に言い訳にして欲しくありません。

 

 リーグ戦が第一とは言うものの、J3やJFLのクラブにとって天皇杯は自身の存在をPRする絶好の機会。この3回戦に勝てばベスト16。天皇杯ベスト16ともなれば、普段は黙殺状態の全国区のスポーツマスコミも、間違いなく少しは取り上げてくれるはず。いろんな面で逆境にあるグルージャにとっては、絶対に掴み取りたいチャンスではあります。

 

 アマリーグ卒業のための3年遅れの追試を、グルージャHonda FCから受ける形になっていますが、仮に負けたところでJFLへの降格はありません(別の理由で降格はあるかもしれませんが…ってコラッ!)。

 とにかく選手たちには、今季のここまでの成果を思う存分に表現して欲しい。相手は『強者』のHonda FCなのですから、やるだけやって負けるのなら仕方ありません。

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 最後に、ベガルタ戦前に書いた言葉をもう一度。試合に勝つことももちろんですが、グルージャ盛岡というプロヴィンチャの価値を証明してくれる試合を期待しています。

 

 天候は今一つのようですが、天皇杯3回戦裏メインとも言える味わい深い対戦を、たくさんの方にユアスタで見て頂きたいですね。

 雨ニモマケズ 風ニモマケズ

 突キススメ グルージャモリオカ