マッチプレビュー Ｊ３リーグ第７節 ガイナーレ鳥取 vs いわてグルージャ盛岡

　ＧＷ序盤の本日４月２８日 は、アウェイとりぎんバードスタジアムで２週間ぶりのＪ３リーグ第７節、ガイナーレ鳥取戦が開催されます。

　カターレ富山戦での完敗から２週間経ち、グルージャがどのように修正しガイナーレ戦へ策を練ってきたのか。今季勝ち点「５０」達成に向け再びチームを上昇の波に乗せることが出来るのか。再び注目していきたいと思います。

過去対戦成績

　２０１４シーズン以降、グルージャの勝利は２０１６シーズンのホームでの１勝のみと、意外に？ガイナーレは相性が良くない相手。複数得失点の派手な試合が多いのもこの対戦の特徴。

直近公式戦試合結果

 ガイナーレ鳥取（１７位　１勝２分３敗　勝ち点：５　得点：９　失点：１２）

　Ｊ２昇格を目標に掲げながら、現在最下位のガイナーレ。今季リーグ戦ではまだ１勝しかしておらず、グルージャには確実に勝っておきたいところでしょう。

いわてグルージャ盛岡（５位　３勝０分３敗　勝ち点：９　得点：７　失点：６）

　今季ワーストの内容だったと言える前節カターレ戦の敗戦で星勘定を五分に戻してしまったグルージャ。今季は怪我人も少なくレベルの高いチーム内競争が出来ているので、総合力で悪い流れを断ち切りたいところです。

予想フォーメーション

　今季のガイナーレは怪我人に悩まされ、第７節が終了してもまだ選手のポジションがあまり嵌っていない印象。よくわからないので、先週の天皇杯県予選のメンバーから、ＣＦをヴィートル選手から林選手に代えた３－５－２（３－３－２－２）で予想。

　グルージャは前節、ボランチ・ＣＢが絶不調だったので、大きなスタメン変更の可能性もありますが、シャドウを薮内選手から谷口選手に代えただけの３－４－２－１で予想。

試合予想

　ガイナーレの試合は前節をダイジェストで見た限りですが、最終ラインはかなり不安点な印象。ガイナーレ陣内のアタッキング３ｒｄでプレーしていれば、何かは起こりそう。

　１トップ菊池選手へのマークはかなりきつくなってきているので、ＭＦの選手たちで崩していきたい。特にボランチは誰が出場するかは分かりませんが、前節の嫁阪選手や吉田選手のような出来だと勝ち点を持ち帰ることは厳しいでしょう。好調の鈴木選手、麦倉選手の両サイドをうまく使い、定石通り両ＣＢの横からチャンスを掴みたいところです。

　ガイナーレ側から見ると、グルージャは両サイドＣＢが狙いどころなのは前節の試合ではっきりしています。前節でカターレの白石選手や佐々木選手がやったようなグルージャＣＢに対するプレスやスピード攻撃を出来るかが、ガイナーレの勝利への鍵となるでしょう。

　それに対してグルージャがどのような策を用意してきたか？がこの試合の一番の見どころだと私は考えています。

　下位に沈んでいるガイナーレとの対戦ですが、グルージャの今季の成績を占う上で非常に重要な一戦になると思います。選手の頑張りと共に菊池監督の采配にも期待しています。

　ＶＡＭＯＳ、グルージャ。